090238 posted by (C)あさかぜみずほ
いよいよシンガポール滞在最終日です。日本に帰る飛行機は真夜中のため、朝寝坊をしてなるべく体力を温存するよう心がけます。
ちなみに窓なしのホテルはこういう感じ。左側に日が差しているように見えますが、デスクライトの照明がそれっぽく見えるだけ。外の様子は全くわかりません。外が見えないのはまぁいいんですが、結局シャワーのお湯が一滴も出ないのにはちょっと参りましたね…
091453 posted by (C)あさかぜみずほ
朝ごはんはいつものKopitiamで。Chinese Cuisineのストール(屋台)ではカヤトーストも扱っています。シンガポールでは定番の朝食メニューだそうです。
パンに挟まれたカヤジャムは、ココナッツミルクを原料に砂糖などを加えて煮詰めたクリームのようなもの。風味はちょっとピーナッツクリームに似ています。モーニングのセットはこのカヤトーストと温泉卵2つにコピ。ヘルシーです。
100739 posted by (C)あさかぜみずほ
なんだかもう見慣れたチャンギ空港の第1ターミナル。撮影ポイントにいちいちキャリーケースを持ち込むのも邪魔で仕方ないので荷物を預けようとしたのですが、手荷物預かりサービスが見当たりません…
1月に来たときにはViewing Mallの手前にあったのですが、そこには跡形もなく壁があるだけ。立て看板にも「Baggage Storage」って入ってるのになぁ…
ふと思い出しましたが、ショッピングモール「Jewel」ができてから、特にT1の空港サービスは多くがそこに移転しています。もしやと思って手元に取ってあったJewelのガイドを見てみたら1階にあるではありませんか…せめて壁に「Jewelの1階に移転したよ」って貼っておいてくれればいいのに。
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A7-ANB / Qatar Airways / Airbus A350-1000
せっかくViewing Mallまで来たので、ちょっとだけ写真を撮っていきましょう。
すっかりおなじみになった感じのあるカタール航空のA350-1000。ビジネス「Qsuite」とエコノミーの2クラス仕様で、最近流行りのプレミアムエコノミーは同社にはありません。運賃を安くして客を詰め込むにはこの方がいいのかもしれません。
ビジネスクラスのうち前方の中央部分は4人のコンパートメントとしても使えるような構成になっています。アイディアと実行力はさすが中東のエアラインです。
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A6-ECU / Emirates / Boeing 777-300ER
同じく中東のメガキャリアであるエミレーツ。こちらもプレエコは設定しない戦略です。運航機材はA380-800と写真のB777-300ER、一回り小さい-200LRだけという世界に類を見ない大型機だけの構成です。ハブ・アンド・スポークの戦略を成功させるにはこれだけの規模がいる、ということの証明でもあるような気がします。
ちなみに今日は2020年ドバイ万博の広告カラーで来ています。どうにも運転免許を取るときに使うような色覚検査のチャートに見えて仕方がありません。
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手間取りましたが何はともあれJewelのBaggage Storageに荷物を放り込んで出てきました。ちなみに料金は24時間ごとに加算され、キャリーケース程度のサイズでは10SGDとなります。
人によってはシンガポールに着くなり、スポッティングのためにチャンギビーチパークを目指そうという酔狂な方もいるでしょう。ところがGoogle Mapでは正確なルートを出してくれず困ってしまいます。
というわけで、チャンギ空港からビーチパークへの行き方をご説明。
まず地下鉄のEast West Lineに乗って、Expo(エキスポ)もしくはTanah Merah(タナメラ)へ。ExpoからはDown Town Lineに乗り換え、Tanah MerahではPasir Risゆきに乗り換えて、共にTampines(タンパインズ)という駅で降りましょう。
駅には大きなバスターミナルが併設されていますので、案内に従って駅を出たらひたすらB9というバスのりばを目指して歩きます。19番という系統のバスに乗って、およそ25分程度でChangi Beach CP 2というバス停で下車すれば、もう目の前はチャンギビーチパークです。
所要時間ではもっと短いルート(Tampines Eastで乗換)がありますが、わかりやすさで選ぶとこれが無難かと思います。
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直線距離に対してずいぶん遠回りをしてきましたが、ようやくチャンギビーチパークに到着です。時刻は12時半、ちょうどいいのでお昼ご飯をホーカー(屋台村)で済ませてしまいましょう。
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平日でも昼時ではさすがに混み合っています。マクスウェルフードセンターに比べたら空いている方ですけどね。
今日は福建麺(Hokkien mee)をチョイス。海鮮のダシが染み渡ったやきそばのような食べ物。シンガポールで数少ないアツアツのメニューでもあります。そのまま食べても良し、チリソースを絡めるとなおおいしい。シンガポールの食べ物で一番好きかもしれません。
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食事が済んだらビーチへ戻ります。ちなみにトイレはホーカーの隣にある有料トイレより、浜辺の無料のトイレへ行った方がきれいでオススメです。
昨日とは打って変わって人気の無い浜辺を歩いていると、海に何やら生き物がうごめいています。目をこらしてみると…カワウソ?
調べてみるとビロードカワウソという種類のようで、何匹も泳いでいましたが実はワシントン条約で絶滅危惧種に指定されているカワウソだそう。カワウソって川に住んでいるイメージでしたが、海をウロウロしているのもいるんですねぇ…最初はアシカかと思いました。
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B-LXH / Cathay Pacific / Airbus A350-1000
カワウソファミリーは狩りが済んだのかどこかへ行ってしまいました。私も本業のスポッターへと戻ります。
成田でも見かける機会が増えてきているキャセイのA350-1000。B777-200より一回り大きく、-300にはわずかに及ばない不思議なサイズ感です。
機体が大きくなると航続距離は短くなるのがセオリーですが、A350の場合主翼の前後方向の長さが増えたため燃料タンクも大型化。そのため-900と同等以上の航続距離を実現しています。
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VT-AXJ / Air-India Express / Boeing 737-800
エアインディア傘下のLCC、エアインディアエクスプレス。右側の文字はヒンディー語などの表記に用いられる文字でさっぱり読めません。
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美しい入り江です。日差しがあっても吹き抜ける風が涼しくて心地がいいですね。
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この入り江からは熱帯雨林のジャングルが残るウビン島への渡し船も出ているそうです。チャンギビーチパーク以上にガイドブックには紹介されない場所で、都会の喧噪に疲れたシンガポールに住む人たちのリフレッシュの場となっているんだとか。
12人集まったら出航というのんびりしたもので、片道の運賃は3SGD。
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昨日の喧噪がウソのようです。幸い売店は暇そうに営業していたので、飲み物は調達可能でした。
どこも空いていなかったベンチも今日は座り放題。ただ熱帯の太陽が照りつけているので、石でできたベンチはすさまじい熱さになっています。
砂まみれになりたくないカバンを置いておく程度ならいいですが、いくら人が少ないとはいえ自分から離れたところに荷物を置く行為は感心できません。
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砂まみれになるのは覚悟の上で足下にカバンを置きます。申し訳程度に紙は敷きましたが…
チャンギの西側滑走路にアプローチする飛行機はこんな感じに飛んできます。奥に見えるのは昨日も触れた空港の給油設備。注意されたことはありませんでしたが、あからさまにその向きへカメラを構えるのはやめておきましょう。
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VN-A673 / Vietjet Air / Airbus A320-200
ベトジェットはベトナムの石油化学会社MIPECの広告をまとって飛んできました。LCCは宣伝に使われる機体も多く見かけますが、日本はあまり機体広告というものにまだなじみが薄いのかほとんど見かけません。国内線が多く、海外に向けたグローバルな広告が打ちづらいというのもあるかもしれませんね。
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PK-LJQ / Lion Air / Boeing 737-800
-900ERの印象が強いライオンエアですがB737-800も40機近く保有しています。
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A6-EQG / Emirates / Boeing 777-300ER
エミレーツも1日複数回見かけますね…国際線でここまでの輸送量があるとは驚かされます。
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4R-ANF / SriLankan Airlines / Airbus A320-200N
まだ真新しい感じの残るスリランカ航空のA321neo。スラリとした機体に力強い太さのエンジンが装着され、よりカッコよくなりましたね。
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B-8388 / Guangxi Beibu Gulf Airlines / Airbus A320-200
初めての撮影となる「北部湾航空」が降りてきました。中国の南部にある南寧市を拠点とする小さな航空会社です。海南航空のグループ会社。
高温多湿の中国南部に位置してしかも内陸という南寧ですが、100kmほど南にある北部湾が社名の由来のようです。
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HS-TKA / Thai Airways International / Boeing 777-300
塗り替えられたばかりのタイ王室特別塗装が来ないものかと期待していましたが、さすがにそんな都合のいい話はありませんでした。
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9M-MXA / Malaysia Airlines / Boeing 737-800
こちらは1972年当時のマレーシア航空の復刻塗装。今でもマレーシア航空の3レターコードは「MAS」ですが、この時代の「Malaysian Airline System」の名残であるというのがわかります。垂直尾翼のマークは色こそ違えど今のままですね。
_DSC4967 posted by (C)あさかぜみずほ
9V-SCM / Singapore Airlines Limited / Boeing 787-10 Dreamliner
デリバリーされてすぐ、まだピカピカのB787を撮影して引き上げます。
昨日の反省を生かして、ちゃんと正しい方向のバスに乗ってTampines East駅まで戻ってきます。Down Town Lineは開業年次が新しいこともあって、駅構内はやけに天井が高く広々としています。車両はボンバルディア製の電車が3両編成とこぢんまりとした感じ。日本製の大型車両が行き来するEast West Lineとはまた違った雰囲気です。