115909 posted by (C)あさかぜみずほ
夏真っ盛りです。せっかく純正のニコンレンズ「AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR」を買ったので試運転にやって来ました。36回払いと未来の自分へ盛大に借金をして買ったものです。大切に扱わねば…
いい天気ですが、さすがに暑くて「さくらの山」には人っ子一人いません。帽子やタオル、飲料で防御をした上で無理をせずに楽しみましょう。
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JA01JP / Private / Honda HA-420 HondaJet
早速ホンダジェットが離陸していきます。投資家が共同で保有している、栄光ある日本のホンダジェット第1号機です。
パイロットを含めて7人乗り、航続距離は2,300km弱になります。機体の設計から製造まで本田技研工業の子会社である「Honda Aircraft Company」が担当。エンジンは航空機エンジン大手のゼネラル・エレクトリックと手を組んだ「GE Honda Aero Engines」が製造しています。小型のビジネスジェット機部門ではデビュー早々に2017・2018年のデリバリー数世界第1位を記録し、驚異的な売れ筋を記録しました。
…よく計画の遅れているMitsubishi SpaceJetと比較されますが、旅客機とビジネスジェット機では分野が違いますので比較するのは少々お門違いでもあります。また開発拠点が航空大国であるアメリカか日本かというところでも違ってきます。MRJをけなす意図が見え透いた報道方針はよろしくありませんね。
ともあれ、HondaJetを契機にビジネスジェットが日本でももっと身近なものになっていけばいいですが…
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JA873A / All Nippon Airways / Boeing 787-9 Dreamliner
続いてスターウォーズ機も離陸していきます。暑さと湿気のせいなのか、背後の建物がどうにもかすんで見えています。
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EI-DIP / Alitalia / Airbus A330-200
着陸機はB滑走路が中心になっていますが、アリタリアはだいたいA滑走路へ降りてくる印象です。
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SP-LSF / LOT Polish Airlines / Boeing 787-9 Dreamliner
LOTは一回り大きな-9で来ることがほとんどになりました。夏休み期間で需要が伸びているというのもあるのかもしれません。
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N721MM / MGM Resorts International / Gulfstream G-V
ビジネスジェット機といえば必ず名前の挙がる「ガルフストリーム・エアロスペース」。19名が乗れ、航続距離は10,000kmを超えます。国内でも海上保安庁が2機を導入しています。ビジネス機界のロールスロイス、なんて話も聞いたことがありますが、割と高級志向のメーカーのようです。まぁ元からプライベート機は高級品ですが…
運航するMGMリゾーツインターナショナルはアメリカのラスベガスに本拠を置く統合型リゾートの運営会社だそう。ちょっとした企業ならばすぐにプライベート機を保有するのがアメリカならではです。
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VN-A646 / Vietjet Air / Airbus A321-200N
おなじみになったベトジェット。鼻先には東南アジアの航空会社で初めてのA321neoをアピールするロゴが入っています。1stが大きく書かれ、in southeast asiaという部分が至極小さくなっているのは…会社としてのアピールの都合でしょうね。やはり「最初」というのはアピールしたいところです。
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JA789A / All Nippon Airways / Boeing 777-300ER
本日2機目のスターウォーズカラーです。北米路線を中心に入っているため、日本に帰ってくるのは2~3日に1回ぐらい。しかも成田と羽田に交互で戻るパターンも多いので、乗れるかどうかは運次第です。
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JA02VA / Vanilla Air / Airbus A320-200
バニラ・エアの2・3号機はデリバリーから就航まで日がなく、バニラエアの正当なデザインをまとうことができなかったちょっと不運な機体です。いつ塗り替えられるかなと眺めていましたが、結局そうなることはなく10月末の統合を迎えることになりそうです。しかもバニラの保有する15機のうちピーチへと継承されるのは12機。順当に考えて初期の3機は海外に売却されてしまうのかもしれません。
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9V-SKN / Singapore Airlines Limited / Airbus A380-800
シンガポール航空は貴重な午前中のA380枠です。せっかくなら広々としたこの機体に乗ってシンガポールへ出かけてみたいところですが、JALユーザーでしかも上級会員への修行中の身からすると残念ながら利用機会はありません。快適なんですけどね、A380は…
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OH-LWA / Finnair Oyj / Airbus A350-900
ルフトハンザドイツ航空、シンガポール航空、ANAなどのように攻めた戦略をとる印象の強いスターアライアンスに対し、ワンワールドを構成するブリティッシュエアウェイズ、マレーシア航空、日本航空などはどうにも地味な印象です。堅実な経営をしているといえば聞こえがいいですが、今ひとつパッとしません。
そんなワンワールドの中で割と攻めた経営戦略をとっているのがフィンランドのフラッグキャリア、フィンエアー。ヘルシンキという立地の利便性を生かして、特に東アジアからの乗継需要を大幅に増やしています。乗継というタイムロスを含めても、ヘルシンキ経由とヨーロッパへの直行便の時間差は大きくありません。
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さくらの山は飛行機を見るのにはとてもいい場所なのですが、やはりアクセス性の悪さは否めません。一応空港ターミナルや成田駅から路線バスの運行はありますが、本数は多くないので要注意です。
さくらの山のすぐそばに本社を構える「成田空港交通」では、最近の導入車両にスカイライナーのAE形と同じ色をまとった車両が入るようになりました。シックな装いでカッコいいですね!
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B-LNQ / Hong Kong Airlines Limited / Airbus A330-300
この頃どうにも経営が怪しい香港航空…長距離路線向けに導入を予定していたA350-900の一部の受け取りを延期するなど、経営が怪しくなった航空会社特有の行動が垣間見えています。航空会社の運営には不運なことに、香港では民主化デモが行われていて観光需要が大きく落ち込んでいます。経営体力がそこそこマシなキャセイ・パシフィックはまだしも、元からいまひとつ振るわない香港航空はかなりダメージが大きそうです。
民主化が早いうちに実現して鎮静に向かってくれればいいですが、相手はあの中国共産党ですからかなり先行きの長いものとなりそうです。落ち着く頃までに果たして香港航空が生き残っているのでしょうか…
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JA820P / Peach / Airbus A320-200
十余三東雲の丘へと移動します。
順調に経営規模の拡大が進んでいるピーチ。バニラ・エアを統合し、名実ともに日本最大のLCCとなることが確実です。7月中旬にはバニラ・エア仕様からピーチ仕様への改修工事を済ませたバニラ4号機も仲間に加わりました。機内の内装にわずかにバニラ・エア時代の痕跡を残すだけで、内外共に純正のピーチ機とほとんどそろえられているそうです。
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RP-C3239 / Cebu Pacific Air / Airbus A320-200N
セブパシフィック航空は新塗装で到着です。
…おや?ただの新塗装ではありませんね。最新型のA320neoです。今年導入されたばかりでまだピカピカ。
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HL8321 / Jeju Air / Boeing 737-800
一瞬ウイングレットの形でB737MAXに見えてしまいますが、残念ながらMAXは連続して墜落事故を起こしたため全世界で運航を停止しています。チェジュ航空では初めて見ましたが「シミタールウイングレット」を装備した-800です。
ついにウイングレットの改修工事を始めたのかと疑いましたが、出自を見てみると元々はイギリスのトムソンフライ(現 TUI Airways)で運航されていた機体でした。おそらくトムソン時代に翼端が改造されたものでしょう。
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JA08JJ / Jetstar Japan / Airbus A320-200
空に雲が増えてきてしまいました。元から天気のいい日ではありませんでしたが、それでも太陽が陰っているかそうでないかは大きな違いです。しかし背後にもモクモクとなり始めたので、今日の「メインディッシュ」には残念な環境に…
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独特のシルエットが近づいてきました。あの主翼の端の形状は見まごうことなくA350…
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JA01XJ / Japan Airlines / Airbus A350-900
日本航空が9月末から営業運航を開始するA350-900の初号機が到着しました。毎日のように日本中を飛び回る訓練飛行を繰り返しており、だいたい成田空港には13:20頃に降りてきます。第2ターミナルに発着する航空会社ということもあってほとんどがB滑走路に降りているようですが、日によってはA滑走路に向かうこともあるようです。
しかしこの天気、残念ながら満足のいくものではなかったので再履修です。
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B-16822 / Mandarin Airlines / Embraer ERJ-190AR
各国の航空会社が中国と台湾の両方に路線を開設できなかった時代に、同じくチャイナエアラインも中国の圧力で就航できない場所がありました。そこでチャイナエアラインは子会社のマンダリン航空を立ち上げ、事実上のチャイナエアラインの便として運航していたという歴史があります。
圧力が弱まって就航先に制限がなくなった現在では、台湾の国内線と中国を含めた近隣の短距離国際線を運航しています。2018年10月から台中と成田を結ぶ便の運航を開始した、成田ではまだまだ新顔のエアラインです。
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JA381A / All Nippon Airways / Airbus A380-800
お昼を済ませてさくらの山に戻ってきました。先ほど東雲の丘で到着を見届けたセブパシフィックやマンダリンの出発を見送ると、新たなANAの人気者「フライング・ホヌ」がホノルルから到着します。
JALの牙城であるハワイ路線に殴り込みをかけるために導入した虎の子A380。4クラス制で520席と他のA380オペレーターに比べると多めの座席配置となっています。
特徴的なのは1階席後方に用意された「ANA COUCHii」と名付けられた座席で、レッグレストのような部分を上げるとちょっとしたベッドのようにして使えるというもの。追加料金を払って3列席を2人で使えば、2人で横になれるぐらいの広さになるそうです。発案はニュージーランド航空で、ANAは同社にライセンス料を支払ってこの座席を導入しています。
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JA736A / All Nippon Airways / Boeing 777-300ER
到着のANA機は滑走路寸前でゴーアラウンド。着陸のやり直しコースへと旋回していきます。特に滑走路上には問題はなかったので、滑走路手前の気流が悪かったのでしょうか…
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C-FGFZ / Air Canada / Boeing 787-9 Dreamliner
エアカナダは今後貴重になるであろう旧塗装で到着です。よく見ると垂直尾翼はドットでグラデーションが描かれたりしていて凝ったカラーリングでした。
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B-18006 / China Airlines / Boeing 777-300ER
台湾のチャイナエアラインは今年で設立から60年となりました。一部の機体にはそれを記念したワンポイントのロゴが入っています。
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VP-BWL / Aurora / Airbus A319-100
見る機会の増えたオーロラ。ウラジオストク便は実際の運航はオーロラでもアエロフロート便として運行されています。また安全上の問題でヤクーティア航空が日本に乗り入れられない状況が続いており、その代わりもオーロラが担っています。そうしたこともあって今のところ成田では毎日オーロラを見ることができるようになっています。
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JA736A / All Nippon Airways / Boeing 777-300ER
先ほどゴーアラウンドしたANA機は無事着陸。いよいよお待ちかねのJAL機が滑走路に進入します。
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JA01XJ / Japan Airlines / Airbus A350-900
再び新千歳へ向けて飛び立つ日本航空のA350-900。コールサインは訓練のために与えられたJAL便名ではなく、登録記号を交えた「Japan Air 01XJ(ジャパンエアー ジロワン エックスレイジュリエット)」で呼び出されます。エアバンドを聞いていて便名が聞こえず、一瞬慌ててしまいました。
国際線用には現在のところより大型のA350-1000が投入されることになっているので、-900を成田で見られるのはイレギュラーがない限りこの訓練飛行のときだけ。しかも今後は旧管制塔は取り壊されてしまうので、国際線用の機材が入っても今の景色は見られないかもしれません。
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JA01XJ / Japan Airlines / Airbus A350-900
機体の後部には3号機までの限定で特別なロゴが入れられています。写真の1号機は「挑戦のレッド」、2号機は「革新のシルバー」、3号機は「エコのグリーン」。
自前の大型機は今までボーイング一辺倒だった日本航空でしたから、エアバス機が選ばれるとはまさに革新的な出来事でした。ANAはボーイング、JALはエアバスと両社の大型機の方向性が分かれたのもまた面白いところです。
今後は羽田~福岡線を皮切りに、新千歳、那覇へと投入路線が拡大していきます。代わりにベテランの域に入った国内線のB777-200は引退の道を進んでいくわけです。残念ながら「修行」中には当たらなそうですが、今後の国内旅行が楽しみになってきました。
まだまだ見たい飛行機はあるのですが、首と肩の治療に通う整形外科の予約が迫っているのでこれにて退散。真っ赤に日焼けしてしまい、理学療法士のお兄さんに「何やってたんですか!?ずいぶん日焼けしてますけど…」と驚かれてしまいました。それぐらい日焼けしても色黒にはならないので、アウトドア派には見られないんですよねぇ…