どっちを向いても武漢肺炎の話しか入ってこず、ほとほとウンザリです。テレビは不安を煽るような内容しかやりませんから時間と電気のムダ使いに他なりませんし、母親はテレビ以上にうるさく相手にするのもアホらしい。自分の部屋でネットの動画をみるかゲームをしているかが一番心身ともに安寧を保てますね。
というわけで、今回はモニタ台を自作した話でも。
あさかぜは23インチのモニターを2台使うデュアルモニターの環境。しかし机の上に2台並ぶとかなりの場所を占有します…モニターを台に上げて空間を確保できれば、机の上がもっと広く使えるはずです。
既製品のモニタ台もありますが基本的には1台分を想定したサイズですし、お値段もそれなりにします。
ならば合うサイズを自作するしかあるまい。
中学校の技術科の授業以来になるであろう「木材を使った自作」に挑むことにしました。
様々なDIYer(日常的にDIYする人のことをこう呼ぶそうです)のブログやウェブサイトを参考に、ホームセンターで材料を買い揃えてきます。
●238×900×19mm…天板用
●89×900×19mm…脚部
●スリムビス(半ネジ)50mm
●木工用ボンド
といっても材料はこの程度。他に角を処理するための紙ヤスリを3種類(60番・120番・240番)買っておきました。材木と紙ヤスリ、全部で1,500円しない程度です。
脚部に使う材木は200mmの長さに4枚切り出してもらいます。カット3回×29円+税。
トゲが刺さったりしないよう、材木の角やカット面をヤスリがけしておきます。60番で荒く削り、120番と240番で仕上げる感じ。トゲがなくなって滑らかになればとりあえずOK。
脚は木工用ボンドで仮固定します。仮といっても、接着した後に重しを載せてしばらく置いておくとしっかり固着します。ネジ止めはしなくても良さそうなぐらいガッチリしますが、強度を出すためにネジ止めもしておきます。
ネジは下穴を開けなくてもいいようにスリムビスを打ち込みます。電動ドライバーがあれば楽ですが、残念ながら見あたらなかったので普通のドライバーで回します。9本はしんどい…
できあがったのがこちら。
せっかくならとニスも塗ってみたのですが、酒を飲んでからやったので罫書き線を消し忘れるという失態…作業はシラフでやりましょう…
真ん中の脚はあえて左へ寄せて、キーボードを右側に収容できるようにしています。50cmの幅を確保しました。
脚の後ろが4cmぐらい余っていますが、そこはケーブルの取り回しのためのスペースとしています。
机に置くとこんな感じ。自画自賛ですがそれなりの体裁にはなったのではないでしょうか。
天板は2cm足らずの厚さですが、モニター2台にデスクライトも載せても全然大丈夫。木材って丈夫なんですね。
せっかくなのでこれも作りましょう。
40mmのL字金具2本セットが202円、100mm四方のゴム板(粘着シールつき)が118円。
作り方は簡単です。L字金具の幅と長さに合わせてゴム板を切って貼り付けるだけ。スマートフォンが使いやすい角度になるように、ゴム板の破片を切ってガイドにしています。
剥がして移動させたりすることも考慮して、モニタ台への固定は両面テープにしました。スマートフォン程度の重さであれば問題ありません。
実際に立てかけるとこんな感じ。まぁいい感じじゃないでしょうか。引きこもり稼業がはかどります。
モニターの下の収納スペースに飛行機の本やお菓子をしまっておくことができるようになり、机の上が広く使えるようになって便利になりました。
作ってみると案外なんとかなりますし、自分が便利なようにカスタマイズしているわけですから、簡単なものであれば既製品を買うより安くて使いやすくなります。
というわけでとても良い勉強になりました。数年後に作り直すことがあるなら、今回の反省を生かしてもっと見栄えが良くなるように工夫したいですね。
家の外に出づらい今の時期ですから、とりあえず材料を買い込んでじっくりとDIYするのも気分転換になることでしょう。