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VN-A892 / Vietnam Airlines / Airbus A350-900
1ヶ月ほど間が空いた成田空港B滑走路です。2週間に1度ぐらいは「定点観測」に来たいものですが、なかなか仕事と体力が許してくれません。先月は旅行に行っていたこともあり、スポッティングはお預け状態でした。
就航当初はレア物だったベトナム航空のA350はすっかりなじみの姿に。B787-9が恋しいというのも贅沢な悩みです。
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F-GZNP / Air France / Boeing 777-300ER
エールフランスは、おなじみになった2024年オリンピックのワンポイント入りです。
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JA841J / Japan Airlines / Boeing 787-8 Dreamliner
引き続きサッカー日本代表の応援カラーを身にまとう、日本航空のB787-8。9月末までこのカラーリングを継続するようです。基本的にはモスクワ・バンコクに投入されるとのこと。
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HS-THB / Thai Airways International / Airbus A350-900
相変わらず日によって来たり来なかったりと神出鬼没なタイのA350。最近はA350で来る比率が高くなったようですが、それでもA330で来る日も当たり前のようにあります。一体どういう機材繰りをしているのでしょう…?
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JA873A / All Nippon Airways / Boeing 787-9 Dreamliner
R2-D2の特別塗装は、ターミナルでは相変わらず人気者です。就航当初はそれに混ざって歴戦のスポッターも追っかけをしていましたが、いつしかマニアの間では注目も薄れ…
かくいうあさかぜも「おっ、こっちにスターウォーズが来るか。撮っておこう」ぐらいな腰の重さに…人間は贅沢になっていくものです。
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JA823A / All Nippon Airways / Boeing 787-8 Dreamliner
じわりじわりと消えている787ロゴ機。こういう趣味の傾向として、全滅寸前になると注目を集めるようになります。日々の記録はしておくに越したことはありません。
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HS-XTD / Thai AirAsia X / Airbus A320-200
ソウル郊外にあるロッテワールドの特別塗装機が降りてきました。運航会社はタイ・エアアジアXです。確かに同社はソウルにも路線を持ちますが、なんでまた他国のエアラインがロッテワールドの広告塗装なのでしょう…?
ちなみにあさかぜは15年以上前にロッテワールドを訪れたことがありますが、何も面白くなかった記憶しか残っていません…
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OH-LTP / Finnair Oyj / Airbus A330-300
1日2便やってくる日もあるフィンエアー。日本航空のヘルシンキ便も合わせると、成田~ヘルシンキだけで1日3往復が設定されていることになります。乗り継ぎ需要がメインではあるのでしょうが、大型機がトリプルデイリー、しかもワンワールド系の航空会社だけでこの供給座席数です。
フィンエアーは破竹の勢いでA350-900の導入を進めており、この増便分もA330からA350へと置き換えられるのも時間の問題です。すでにA340-300の姿は消えてしまいましたし。
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N476MC / Atlas Air / Boeing 747-400F
暑さを逃れるために航空科学博物館へ入ります。夏休みシーズンは1時間早めた朝9時にオープンしてくれるのでありがたい存在です。
一息つきつつ、A滑走路から離陸してくる飛行機にレンズを向けます。
元エティハドカーゴのB747-400F。貨物は乗っている飛行機を気にしないので、塗り替えも旅客機より遅い印象です。それにしても、いつまでこのつぎはぎのような姿でいるのやら…
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RP-C3437 / Phillipine Airlines / Airbus A340-300
めっきり数を減らしたA340ですが、久しぶりに固定メンバー以外が姿を見せてくれました。本来長距離向けの機材であるはずのA340が成田のような中距離の路線に入っているとは、この航空会社でも使い道が減っているのでしょうか。
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JA803A / All Nippon Airways / Boeing 787-8 Dreamliner
写真に見えるANAのB787 3号機も鼻先の787が消えました。
それより重要なのは、そっくりエンジンが取り外されていることです。ロールスロイス製Trent1000エンジンの圧縮機トラブルで、この8月のかき入れ時だというのに使うことの出来ない機体のあるANA…航空会社としては大損ですし、もちろんその埋め合わせはエンジンメーカーがしなければいけません。
何より利用者としては飛んでもらわなきゃ困るのですから、1日も早くエンジントラブルに終止符を打って欲しいところです。
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JA06GR / Spring Japan / Boeing 737-800
国内LCCの中で苦境が続いているスプリング・ジャパンこと春秋航空日本。国内での整備性を考えて唯一B737を選択したLCCですが、結果として国内ではエアバス機の方が主流になってしまいました。しかもブランド元の春秋航空も60機以上のA320で運航していますから、日本ブランドだけ融通の利かないものに…
とはいえ中国を中心に就航先を増やし、いよいよ去年には6号機も導入されました。サービスはとてもいいので、生き残って欲しいエアラインです。
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JA215A / All Nippon Airways / Airbus A320-200N
国内でLCCが始まった頃にはほとんどなかったエアバス機ですが、ANAグループではピーチの就航後に規模が拡大。1990年代半ばから使われていた古いA320の置き換えや、近距離路線の開設にA320ファミリーが続々と導入されています。
エアバス機とほとんど接点のなかった日本航空でさえ、まずは国内線からA350を導入することを決めています。日本のエアライン=ボーイング機という構図は、もはや過去のものです。
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9M-MAC / Malaysia Airlines / Airbus A350-900
Negaraku=我が国というタイトルのカラーリングをまとった、マレーシア航空のA350-900。
この午前中のクアラルンプール便もA330-300で飛んでいたものですが、A350が飛び始めるなりさっさと置き換えられてしまいました。機材の変遷はあっという間です。
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JA820A / All Nippon Airways / Boeing 787-8 Dreamliner
メキシコシティへの就航に備え、ANAでは4機が専用にチューニングされたエンジン「Trent 1000-L」に交換されています。メキシコシティのような酸素が薄くなる高地でも出力を可能な限り落とさないように、というエンジンで、冬場であれば満載に近い状態でも飛べるのだとか。
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9V-SCD / Singapore Airlines Limited / Boeing 787-10 Dreamliner
B787-10でも航続距離は余裕で10,000kmを超えますが、シンガポール航空ではあえて比較的近い「リージョナル路線」向けに使用しています。今まで標準で使っていたA330-300に比べると52席の増加となり、運航コストの低減と輸送力の増強が両立されています。
近距離向けとはいえ、ビジネスクラスは真っ平らなベッドになるフルフラットシートを採用しています。こんなシートで出かけてみたいものです…
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B-16828 / Mandarin Airlines / Embraer ERJ-190AR
薄く雲の張っていた空も、時間が経つにつれて少しずつすっきりしてきました。まぁこの時期ですから抜けには期待しませんが…
さくらの丘から十余三東雲の丘へと移動してきました。
台中から到着したのはマンダリン航空のエンブラエル190。100席以上が設置できる「E-Jet」シリーズの中では大柄な機体です。マンダリンではモノクラス104席を設定していますが、同型機を導入したJALグループのJ-AIRではクラスJを設定した2クラス制95席としました。
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AP-BMH / Pakistan International Airlines / Boeing 777-200ER
週2便しか来ないパキスタン国際航空。新塗装化の準備中ということで、色を落とされた真っ白な状態で来ることがしばしばあります。鼻先に申し訳程度の「PIA」とロゴが入っている程度で、離れたところからではいったいどこのエアラインなのかさっぱりわかりません。
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HL7632 / Korean Air Lines / Boeing 747-8 Intercontinental
貫禄のある大型機が降りてきました。世界でも数少ないB747-8Iの旅客型を運航している、大韓航空です。-8Iそのものの受注数はたった47機、そのうちKALでは10機を運航しています。
ファーストクラスも備えた、本来ならば長距離路線へと入る機材ですが、アシアナ航空のA380と共に近距離の成田へも入っています。このところ需要が伸びているのか、それとも上級クラスでLCCとの差別化を図っているのか、週に何回かは-8Iで運航されることが多いようです。
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UK67005 / Uzbekistan Airways / Boeing 767-300ER
さして撮りたい飛行機もなかったので、今度はさくらの山で出発機を眺めることにしました。
パキスタンと同じく週2便やってくるウズベキスタン航空。アライアンスには参加せず、他の航空会社とのコードシェアも行っていないため、日本人にはなんともなじみの薄い存在です。一応タシュケントからはアジア圏内やヨーロッパ方面へ乗り継ぎが出来るようですが…
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RA-89038 / Yakutia Airlines / Sukhoi Superjet 100-95LR
100席級のリージョナルジェット市場に殴り込みを掛けてきたスホイのスーパージェット。ロシア国内ではそれなりの発注機数があるようですが、やはりエンブラエルやボンバルディアといった有名メーカーに比べるとかなり小規模と言わざるを得ません。
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N503DN / Delta Air Lines / Airbus A350-900
本拠地デトロイトからやって来る、デルタ航空のA350-900。後ろから見たときの主翼の伸びがとても美しく見えます。
ちなみに独特の形状をした主翼端のウイングレットは大韓航空が製造しています。航空会社が飛行機の部品を製造する、というのも不思議な話です。
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HL7625 / Asiana Alirlines / Airbus A380-800
大韓航空と同様、大型機を成田空港に入れてきているアシアナ航空。大韓航空はジンエアー、アシアナ航空はエアソウルという傘下のLCCがソウル(仁川)~成田に1日複数便を運航しています。両社とも大型機では過剰供給ではないかという気もしますが、FSCなりに負けられない戦いがあるのかもしれません。
韓国のFSC、LCCが圧倒的な座席供給量を持つので、いつの間にか日本のエアラインは韓国路線からほとんど撤退してしまいました。
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RP-C3342 / Cebu Pacific Air / Airbus A330-300
最後に440席詰め込み仕様のセブパシフィックを見送って帰ることにします。
今年3月のニュースで、いよいよ成田空港の旧管制塔の取り壊しが正式に決定しました。1978年の開港当初から使用され、開港予定日直前に反対派が乱入して管制機器を破壊する事件にも巻き込まれた、成田空港の生き証人です。第2ターミナルが完成してからは左側にある新管制塔にメインの業務は移り、旧管制塔は第1ターミナル周辺の駐機場周りをチェックする「ランプコントロール」に使われています。
今後は思い出記録のために、なるべく管制塔を交えた写真も掲載していこうと思います。