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「三笠太古の湯」の目の前にあるイオンモールからバスに乗って、昨日以来の岩見沢駅へ。早朝は小康状態だった雨も、時間が経つにつれてまた激しくなってきてしまいました。ザーザーと音を立てて雨粒が地面をたたいています。
しかし地方のイオンモールには中古車店まで入っているんですね!クルマが生活の必需品となっている地方ならではの光景と言いますか…
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後輩は函館へ出て新幹線で東京へ戻るそう。あさかぜは残念ながら時間に余裕がないので、新千歳から足早に飛行機で立ち去ります。連休をちゃんと休める職業はこういうときにうらやましくなります。
鉄道屋はその分平日に休みだったり、非番があったりして、それもそれで利点はあるんですけどね。
JRのホームへ消えていく後輩を見送って、あさかぜは地下鉄の大通駅へと足早に向かいます。
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駅の改良で札幌市営地下鉄の旧来の案内サインも数を減らしました。路線ごとの車両のデザインを反映した独特のデザイン(下写真)は、ユニバーサルデザインを採用した現代的なデザイン(上写真)へと改められています。
統一された表記でどんな人にもわかりやすく案内できる、というのはとても重要なことです。一方でその地域「らしさ」がなくなっていくのは、それはそれで一抹の寂しさも感じます。
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今回の旅行ではまだしっかりとお寿司を味わっていません。おとといの慌ただしさでは、寿司を食べたという実感はまだ薄い…
というわけで、例のごとく南郷18丁目駅すぐそばの「根室花まる 南条店」立ち寄ってお昼ご飯です。脂ののったあぶらがれい(右下)、身の締まったはまち(左下)、噛めば噛むほどカニの味が染み出るふんどし(上)。北海道で食べる海産物はどうしてこうもおいしいのでしょう。
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そして欠かせないのはウニ。初日は残念ながら品切れで味わえませんでしたから、ここでじっくりと味わいます。じっくりと味わいたくても、口の中で溶けていってしまうんですけどね。
しかし実際のところ、今日もあまり時間があるとはいえません。南郷18丁目の駅前から出る空港ゆきのバスは1時間に1本だけで、それを逃すと新札幌まで出てJRで移動せねばなりません。別にそれでもいいんですが、快速「エアポート」は混むので出来れば避けたい…
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というわけで少し急ぎ目に食べたいものを食べ、バスで新千歳空港にやって来ました。忌々しいことに明日は泊まり勤務なので、早めの飛行機で羽田へ飛びます。
案の定というべきか、折り返し便の出発遅延がアナウンスされました。もう帰るだけしか手段が残されていないのならさっさと帰ってしまいたいのですが、夏休みですから仕方がありません。
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ちなみに夏休みということで航空券もだいぶ高額。私はいわゆる「赤組」と呼ばれる日本航空ユーザーですが、この日の航空券は片道24,000円以上…!さすが夏休み。
マイルも何も貯まりませんが、スカイマークが16,000円台で飛べたので今回はこちらを選択しました。さすがにワンドリンクのために8,000円はもったいなくなってしまいます。
遅れて到着した機体は、何度か撮影している「下町ボブスレー」塗装機でした。
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ヘッドレストカバーはオリジナルのものが装着されています。
誇らしげにアピールされている下町ボブスレーですが、実際のところは冬季オリンピックで正式採用されることなく終わってしまったわけです。以後さっぱり話を聞きませんし、時代遅れのプライドで惨敗を喫した関係者は、いったいどんな気持ちでこの機体を見ているのでしょう。
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ドリンクは有料サービスとはいえ、たった100円。いろいろな選択肢の中から、国産紅茶なるものを選んでみました。屋久島の茶葉を紅茶にしたものだそうで、ティーバッグを取り出すと細かい茶葉の破片のようなものが飛び散ります。丁寧に作られた「お高い」茶葉にはこうした細かい毛がついているそうで、おいしいお茶の証なんだとか。
確かに普段飲んでいる、安いティーバッグに比べると香りも豊かで味にも深みがあります。100円でこんなおいしい紅茶が飲めることなんてそうそうありません。
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新千歳からおよそ1時間半、残念ながら羽田に戻ってきてしまいました。
北海道の様々な歴史を肌で感じた濃密な3日間はこれでおしまい。明日からはいつも通りの仕事に追われる日々がまたスタートします。