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三笠鉄道記念館からクロフォード公園へ向けて、トロッコ列車に体験乗車できます。この区間はまさに幌内線の支線の跡で、幌内駅~三笠駅手前までをそのまま復元したものです。
土日は1時間ヘッドで運転されていて、料金は1回1,000円。一人で乗っている大人は私ぐらいで若干恥ずかしいですが、廃線跡を堂々と移動できる機会なんてそうそうありません。
牽引車は国鉄色をまとった、アメリカ製ピックアップトラックの改造車。DD16形に似せてあっていい雰囲気です。
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トラックに引っ張られて、ゴロゴロと騒がしく動き始めます。
線路こそ残っていますが優先されるのは道路を走るクルマのようで、踏切は電車の警笛に似せたクラクションを鳴らして最徐行で通過します。
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バス停にもあった三笠幌内郵便局。周囲にある民家はごくわずかですが、簡易郵便局ではないので、平日は9時~17時まで営業、もちろんATMも設置されています。
ただ土曜日のATM稼働時間は9時から12時半までしか稼働していません。
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エンジン付きの自走式トロッコで走ることもできます。こちらは三笠駅寄りの初音町ターミナルから途中の区間で折り返し、初音町ターミナルへ戻る経路です。トロッコ列車と違って、幌内駅まで往復はできないのがちょっと残念なところ。
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再びゴロゴロと幌内駅へ向けて折り返します。
途中で幌内住吉駅の跡地を通過します。三笠~幌内間の旅客営業が廃止されたのが1972年ですから、もう46年前のことです。駅舎はもちろん跡形もありませんし、草むした姿からはホームの形跡もよくわかりませんでした。
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市営バスから見えたのはやはり炭鉱住宅だったようです。部屋の窓が木の板で覆われていないところは、まだ人が住んでいると思って差し支えない…のでしょうか?
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30分ぐらいで記念館へと戻ってきました。1時間に1本あるなら、初音町ターミナルからも乗車させてくれれば三笠鉄道記念館へのアクセスもかなり楽になるのですが…
ただの観光用か、片道だけ乗れるアクセス用列車にするかでは、営業するにあたっての許認可が変わってきてしまうのでしょうかね。大人の事情が背景にあるのかもしれません。
さて、ちょうどいい時間なのでお昼にしましょう。
土日に限りレストランも営業します。特急「おおとり」などで活躍したキハ80系キシ80形がレストラン「キッチン ポロナイ」として営業しています。
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車内はそこそこ盛況。まぁこの周辺にレストランらしいレストランはありませんから、食べるとすれば必然的にここになります。
カンカン照りの外から入ると涼しい!さすがに空調はキシ80が現役当時に使っていたものではなく、業務用のエアコンを設置していました。
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暑いときこそ熱いものを食べる!北海道に来たからには味噌ラーメンでしょう。
専門店ほどの本格さはありませんが、威勢良くおばちゃんが作ってくれるだけでおいしく感じられます。
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建物の内外を散々行き来して堪能したのち、バスで次の目的地へ向かいます。
とてもとても充実した展示の数々で、時間の自由度の高いクルマの方がもっとゆっくりと見ることが出来たことでしょう。やはりレンタカーを使っておくべきだったか…