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JA802A / All Nippon Airways / Boeing 787-8 Dreamliner
同期のもりぞーから「JALの格納庫見学が当たったから行こうぜ」との連絡が入り、ありがたくご一緒させてもらうことにしました。職場がばらけてもこうして会う機会があるのはありがたいことです。
ただし、羽田空港上空は早くも雨が降りそうな雰囲気です。そういえば前回もそんな天気でした。あいつ雨男なんじゃ…
国際線ターミナルの前をゆったりと移動するANAのB787-8。1号機とこの2号機がまとっていた紺色の特別塗装も、通常のANAカラーになった途端に見向きもされません。
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G-STBJ / British Airways / Boeing 777-300ER
ブリティッシュエアウェイズのロンドン便はだいぶ遅れているらしく、沖止めスポットで出発準備を進めていました。本来には8時半には動き出しているはずですから、少なくとも2時間は遅れています。
しかしまぁ、遅れているからスポットがないとはいえ、長距離国際線の大型機にバス移動というのもなかなか大変です。
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HL7736 / Asiana Alirlines / Airbus A330-300
ソウル・金浦からアシアナ航空が到着。サブ空港にはさすがA350を回す余力はないらしく、福岡などと違って羽田のソウル便はA330が主力で頑張っています。
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JA113A / All Nippon Airways / Airbus A321-200
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JA132A / All Nippon Airways / Airbus A321-200N
ちょうど近いタイミングで新旧のA321が降りてきたので見比べてみましょう。上が従来と同じエンジンを搭載した「A321ceo」、下が現在の生産の主力となっている「A321neo」です。
こうして見てみるとほとんど両機の違いはありません。機内もA321に関してはそろえられているらしく、違いは乗ってみないとわからないのかもしれません。
唯一はっきりとわかるのはエンジンの大きさ。A321neoは最新型のエンジンを搭載し、明らかに直径が異なります。飛行機のターボファンエンジンは、少ない空気を高温高圧で燃やせるほど効率がよくなります。こんなに大きなエンジンでも、取り込んだ空気の9割は少し加速されただけで後ろに吐き出されるだけ。でも、その吐き出されるだけの空気がとても重要なのです。
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JA318J / Japan Airlines / Boeing 737-800
登場当初からの設計を踏襲しているB737では、A320シリーズほど足が長くないので大口径のエンジンを搭載することが難しくなっています。ですから可能な限りエンジンを前に出したり、正面から見ると下側が平らになっておにぎり型の取り込み口になっていたりと、涙ぐましい設計の努力が垣間見えます。
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B-HND / Cathay Pacific / Boeing 777-200
就航から20周年を迎えたキャセイのB777-200。路線拡大を支えたジャンボが引退し、長距離路線で活躍したA340も一足早く引退した中で、古参の域に入っている同型。A350の導入も増えており、次の置き換え対象は同じサイズに相当するこの機材かもしれません。
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D-AIXC / Deutsche Lufthansa AG / Airbus A350-900
A321と同様、大きな直径のエンジンが目を引くA350-900が到着しました。ルフトハンザのミュンヘン便もすっかりA350の姿がおなじみになりました。
羽田はビジネス客の利用が多いため、A340-600のようにファーストクラスを設定するより、ビジネスやプレミアムエコノミーを充実した方が路線の戦略としては正しいのかもしれません。
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G-STBJ / British Airways / Boeing 777-300ER
3時間近く遅れてようやくブリティッシュがロンドンへ向けて出発。
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JA133A / All Nippon Airways / Airbus A321-200N
国内ではA321neoはまだANAのみでの運航なので少数派。LCCのピーチやジェットスタージャパンが興味を示しているので、そのうち成田でも当たり前に見られるようになるかもしれませんね。
ご覧の通りB737よりも明らかに「足長」のA320シリーズなので、大口径のエンジンを載せるのも大きな苦労はなかったそうです。
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N805TM / TAI Leasing Inc / Gulfstream G650ER
どこからかガルフストリームが到着しました。オペレーターはTAI Leasingというアメリカの航空会社になっているようですが、別のところではToyota Motorsという記載もありました。確かにトヨタであれば、レジの終わり2文字がTMなのも納得がいきます。
アメリカによくある、社有機の運用を任されている航空会社がTAIなのかもしれません。そのあたりはさっぱり詳しくないのでよくわかりませんが…
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B-6097 / Shanghai Airlines / Airbus A330-300
上海航空は中国東方航空の子会社…ということになっています。対外的には親会社と合併したということになっていますし、それに伴って元々いたスターアライアンスを脱退して東航と同じスカイチームに加盟しています。
しかしブランド自体はこのように上海航空として存続していますから、どういうことなんだかよくわかりません。主力機材はB737-800ですが、羽田へは輸送力を重視したA330-300で入ってきています。
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D-ABYT / Deutsche Lufthansa AG / Boeing 747-8 Intercontinental
今日の「メインディッシュ」が到着しました。ルフトハンザドイツ航空が2015年に創立60周年を迎えたことを記念した特別塗装機で、1970~80年代の塗装を再現したものです。
カラフルな今の時代を基準にすると地味な塗装ですが、「チートライン」という窓回りに水平な線を引くデザインは世界中で流行ったものだったそうです。
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上海航空もルフトハンザも、奥に見える日本航空も、モチーフにされている鳥はどれも「鶴」。体を一直線に伸ばして大きな翼で空を駆けるように飛ぶ姿は、空を飛ぼうとする人たちの憧れだったのかもしれませんね。
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B-6095 / China Eastern Airlines / Airbus A330-300
外国人に日本食をアピールするのは大いに結構なのですが、なぜ国際線ターミナルのレストランというのはどれもこれも値が張るのでしょう…「訪日客は金を落とすだろう」という魂胆が見え見えです。かといって吉野家では味気ないし…
というわけで、お昼ご飯を食べに第1ターミナルへと移動してきました。
上海航空の親会社である東航のモチーフはツバメ。China Easternの頭文字2つをデザインに取り込んでいます。
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JA02RK / Japan Transocean Air / Boeing 737-800
B737-800の導入が進んでいる日本トランスオーシャン航空。1号機のウイングレットにはヤンバルクイナのイラストが入っていましたが、2号機は何でしょう…?イリオモテヤマネコ?
「うちなー(沖縄)の翼」のロゴだったり、前ドア左右にあるデイゴの花の絵だったり、JALカラーをベースとしながらも沖縄らしさが見えます。
ちょうどいい時間になってきたので、格納庫見学の会場へと向かいましょう。