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F-16戦闘機のエンジンは1機だけですが、音の大きさは2発のF-15と遜色ありません。
離陸するなり、とんでもない角度で飛び去っていきます。
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動きが速くて、自分の目もカメラのフォーカスも追いかけるだけで必死です。ひたすらぐるぐるといろんな方向に回り続ける飛行機の姿を追いかけて、自分の目が回りそうです。
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雲が低いので見えるようにあえて低い高度で飛んでくれているのですが、それにしても良くも悪くも命知らずな飛び方です。体にかかるGを想像すると、それだけで内蔵が飛び出しそう…!
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短時間の間にお腹も見えるし背中も見える。めまぐるしく姿勢が変わります。
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翼から発生するベイパー、真っ赤に燃えたぎるエンジン。これが曲芸飛行なのか…
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最後は機首をこれでもかと上げながら、観客の上をゆっくり通過。先ほどの猛スピードから失速ギリギリの速度まで、様々な速度を使い分けて観客を沸かす、さすがです。
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ただあっけにとられたデモフライトを終え、F-16が着陸。ギャラリーからは拍手喝采が上がります。
本や映像で見たことのあるとんでもない機動を、いざ自分自身の目で見てみると衝撃的です。百聞は一見にしかず、まさにその言葉の通り。
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これからしばらく展示飛行はないので、HAMA先輩とかわりばんこで地上展示を見て回ることにしました。
1966年から自衛隊に導入された、F-4E戦闘機。実に導入から半世紀が経過し、その間にF-4EJの導入、F-4EJ改への改修などが行われています。
現在でもなお現役の機種ですが、さすがに能力としても古くなってきてしまいました。後継機にはF-35が選定され、順次導入が進められていくものの、しばらくはまだ姿が見られそうです。
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F-16をベースに、三菱重工が開発した戦闘機がこのF-2です。隣のF-4と比べてみると色合いがだいぶ異なります。これは「洋上迷彩」と呼ばれるもので、四方を海に囲まれた日本らしい迷彩です。
ちなみに下から見ると明るめの青一色になっており、青空と混じり合うようになっているのだとか。
一時期ブルーインパルスの使うT-4の後継機として名前の挙がったF-2ですが、残念ながら予算は下りませんでした。
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真後ろからエンジンをのぞき込むことができるのも、こうしたイベントならでは。F-2のエンジンは先ほども述べたようにF-16のエンジンがベース。日本のIHI(旧 石川島播磨重工業)でライセンス生産されたものです。
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ペトリオットミサイル。大陸間のミサイルから自国を守る最後の砦、として日本でも有名になりました。奥に見えていた平たい部分は目標の追尾やミサイルの誘導を行うレーダーです。千歳基地60周年のステッカーが貼られていました。
「PAC-3」という言葉がさんざんニュースで聞かれましたが、これはペトリオットミサイルに搭載する弾のこと。
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基地を守るためのミサイルも展示されていました。国を守ることはもちろんのこと、基地が破壊されては元も子もありません。
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20mm機関砲は装填の様子を実際に見せてくれていました。2cmというとたいした大きさではないように思えますが、弾丸を見てみると大きさにびっくりです。
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何らかの理由で通信が出来なくなったときに搭乗するのが、大きなパラボラアンテナを備えた「移動用多重通信装置」。音声、データ、LANによる通信が可能で、現地に到着して1時間で展開が可能とのこと。災害地などでの臨時の通信手段として、重要な存在です。
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「スピードのロッキード」と言われた、米ロッキード社が開発したF-104。たったこれだけの大きさの翼でよく飛べたものだと感心しますが、ロッキードが考え出した超音速飛行に最適な主翼の形なんだとか。薄く作られた翼の前縁は1mmもないというのですから驚きです。
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歩き回っているうちにだいぶ天気が好転してきました。朝の光景からは想像も出来なかったような青空が見えています。朝からこれだったらどんなによかった事か…!
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翼を並べるブルーインパルスも光が当たって燦然と輝いてきました。午後の曲芸飛行は期待できそうです。
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陸上自衛隊から10式戦車。ヒトマルという名前の通り、2010年から配備が開始された最新型の国産戦車です。生産は例によって三菱重工が担当。重量は約44tもありますが、それでも先代の90式戦車に比べたら実に6トンも軽量化されているのです。
この巨体を動かすのは1,200馬力を誇るV8ディーゼルエンジン。90式の2サイクルに比べ、4サイクルのエンジンにすることで排気ガスを減らす=赤外線を減らすことで探知されにくくしているそうです。
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ドラム缶に無造作に詰められているように見える20mm機関砲の弾。ちゃんと決められた向きで詰められていて、自動的に送り出されるようになっているそうです。
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T-4練習機(手前)とF-15戦闘機(奥)の大きさの比較。積載量も大きいF-15ではだいぶ大きさが違います。
T-4はよく見てみると千歳基地60周年のペイントになっていますね。
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ロッキードが開発した傑作中の傑作である輸送機、C-130「ハーキュリーズ」。
1954年の当時でさえ何の目新しさもない直線翼かつ高翼機、エンジンは4発のターボプロップ。しかし兵員輸送、空挺兵の降下、もちろん大型の荷物の輸送と、マルチに使える能力の高さが買われ、現在も改良を続けながら製造が続けられている輸送機です。60年間のうちに様々なバリエーションも登場しています。
日本ではC-130Hというタイプが航空自衛隊と海上自衛隊に輸入されています。
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ロッキードが開発し、日本では川崎重工がライセンス生産を行ったP-3C「オライオン」。海上の船や潜水艦を探知するための哨戒機で、レーダーやソナーなど、様々な探査機械を備えています。
本家アメリカでは170機程度が配備されているP-3Cですが、海に囲まれた日本では需要が高かったらしく、110機も導入されています。後継機のP-1は国産化され、今後はこのP-3Cを置き換えていく予定。
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地面にベッタリした雰囲気のC-130を見た後にUS-1Aを見ると、その異様なまでの背の高さに驚きます。
1つ前の撮影記で書いたとおり、水難救助艇のUS-1A。3mの波の高さでも着水できるように設計されており、そのフロートがここまで背の高さを際立たせています。近くで見上げると愛嬌のある顔をしています。
後継機のUS-2が任務に就き、まもなくUS-1Aは引退になります。
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川崎重工が開発した輸送機がC-1。今日千歳基地に展示されているのはその試作1号機です。
試作機としての試験終了後、C-1FTBとして各種試験のテストベッド機として現在も岐阜基地で運用されています。機種のレーダーは取り外され、長い計測用のセンサーが飛び出しているのが特徴。
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元の場所に戻ってHAMA先輩と交代します。
日が照ってきてさすがに暑さが応えますが、それでも東京ほどではありません。日よけをしっかりして、水分をちゃんと取っていればなんとかなるレベル。冬も札幌ほど雪が多くなく、千歳はいい季候です。
ブルーインパルスの曲芸飛行に向け、さらに人が集まってきました。
>> つづく <<
今回の撮影記に当たって、ブログ「wpo調査報告書2.0」を勝手ながら大変参考にさせていただきました。
以下参考URL
http://wporpt.blog.so-net.ne.jp/2017-07-23