あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

どこかで働く駅員がひたすら旅行記や写真(主に飛行機)をひたすら載せ続けるブログです

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2016年10月6日~その1~

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IMGP5507 posted by (C)あさかぜみずほ

3泊したヒースロー空港近くのビジネスホテルを後にして、ロンドンの中心街へとやってきました。

今日は1日飛行機風味はなし、ちゃんとした観光に時間を費やします。

予報では曇りでしたが、中心街へ出てくると晴れ間が出てきました。このままもって欲しいところです。

ロンドンの象徴とも言える、ビッグ・ベンウェストミンスター宮殿(国会議事堂)に付属する時計台で、実は正しくは「Clock Tower」、ただの「時計台」という名称でした。2012年に女王エリザベス2世の在位60周年を記念して、「Elizabeth Tower エリザベスタワー」へと改称されています。

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IMGP5508 posted by (C)あさかぜみずほ

時計盤の直径は7m。小さい鐘は15分ごとに時の刻みを告げます。

ビッグ・ベンというのはこの時計台の中野、最も大きな鐘のことを言うのだそうです。

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IMGP5512 posted by (C)あさかぜみずほ

ウエストミンスター宮殿の横を流れるのはテムズ川。これもロンドンを象徴する河川です。

私が今立っているこの橋は「ウェストミンスター橋」というもので、1862年に架橋された歴史ある橋です。

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IMGP5522 posted by (C)あさかぜみずほ

ウエストミンスター宮殿の向かい側はロンドン・アイ(London Eye)。直径135mの大観覧車で、1999年末の完成当初は世界最大の観覧車でした。

さすがに男ばかり3人で観覧車に乗っても仕方ないので、今日のメインイベントの場へと歩いて行くことにします。

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IMGP5539 posted by (C)あさかぜみずほ

ロンドンと言えばこの電話ボックス。もちろんちゃんと使えるものです。

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宮殿の隣に位置するのが、ウエストミンスター寺院。王室行事が執り行われる重要なイングランド国教会の協会です。

観覧者で長い列ができていますが、結構な金額の入場料でちょっと覗くにはもったいなかったのでやめました。

ここで鳴る始業・終業のチャイムが、日本の学校などでおなじみの「ウエストミンスターの鐘」なのだそうです。

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IMGP5569 posted by (C)あさかぜみずほ

ジョージ5世の石像。この王は現在のイギリス王室であるウィンザー朝の初代君主です。

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IMGP5573 posted by (C)あさかぜみずほ

教会の正面にあたる「ファサード」。

出入り口の上野部分には、「20世紀の殉教者」10人の像が彫られています。

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IMGP5578 posted by (C)あさかぜみずほ

セント・ジェームズ・パークを散歩します。

ロンドン近郊のニューカッスルに同じ名前のサッカースタジアムがありますが、それとこの公園は全く別物です。騒がしい観光地周辺に比べ、閑静な公園です。

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IMGP5580 posted by (C)あさかぜみずほ

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自然あふれる公園を20分ほど歩くと、今日の最大の目的地が見えてきます。

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IMGP5591 posted by (C)あさかぜみずほ

やはりロンドンへ来たからにはバッキンガム宮殿の衛兵交代式を見なければなりません。

開始1時間以上前に到着しましたが、それでもかなりの観光客が押しかけていました。割と余裕のあった、宮殿に向かって右側に立ちましたが、ちょっと失敗でした。

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IMGP5600 posted by (C)あさかぜみずほ

警備をする警察官?がまたがるウマも立派な毛並みです。鍛えられたウマの腰から後ろ脚にかけてのラインは美しいですね。

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観光ガイドには、この旗が掲揚されているときは女王が宮殿にいるとき、何も旗がないときは女王が外出中で宮殿にいないときなのだそうです。

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IMGP5627 posted by (C)あさかぜみずほ

いよいよ門が開けられ、交代式が始まりました。

が、メインとなる衛兵の交代は、宮殿に向かって左側の道路から行われるのです。不覚!

この人混みではカメラを向けることもままならず、ちょっと離れたところを行進する衛兵の後ろ姿しか見えません。うーん…

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IMGP5633 posted by (C)あさかぜみずほ

遠くの方の門の中で行われている楽隊の演奏などを遠目に見ている内に、気がつけば終わりの時間になっていたようです。

寄宿舎に戻っていく衛兵が我々の目の前を歩いて行きます。この黒い大きな帽子は冬の制帽だそうで、夏はもうちょっと違う物なんだとか。

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IMGP5642 posted by (C)あさかぜみずほ

引き続き、宮殿の敷地内では楽隊による演奏が続いています。

マイケル・ジャクソンのスリラーなんかも演奏されており、堅苦しい「交代の儀式」ではなく、音楽に関しては直近の時事ネタなんかがかなり取り入れられているそうです。

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IMGP5647 posted by (C)あさかぜみずほ

衛兵のあの帽子の中にはいったい何が入っているのでしょう?帽子の左側からは何か筒のような物が上に生えていますが…

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IMGP5656 posted by (C)あさかぜみずほ

というわけで衛兵交代式が終わり、周囲の交通規制も解かれて通常の姿へと戻ります。

少し離れた横断歩道を渡り、クイーン・ヴィクトリア記念碑を見ながら北東の方向へと進んでいきます。一瞬晴れたものの、また曇ってきてしまいました。

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IMGP5657 posted by (C)あさかぜみずほ

ロンドン版の「白バイ」。

BMWモトラッドのR1200RTあたりでしょうか、カッコいいですねぇ…!

ちなみに日本での現行モデルはお値段なんと265万円なり。国産ミニバンが1台買えてしまいます。

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IMGP5660 posted by (C)あさかぜみずほ

セント・ジェームズ・パークを右に見ながら進みます。

政府機関や大銀行の裏側だからか、駐車場にはBMWがズラリと並んでいます。ナンバーが似たようなものなので、おそらく政府か銀行がまとめて所有している物と思われます。

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IMGP5667 posted by (C)あさかぜみずほ

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IMGP5669 posted by (C)あさかぜみずほ

楽隊が騎兵の先導でバッキンガム宮殿の方向へ戻っていきました。

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IMGP5678 posted by (C)あさかぜみずほ

ザ・マル(The Mall)という通りをずっと進んでいくと、かの有名なトラファルガー広場へと出ます。

その入り口に立つのが「アドミラルティ・アーチ(Admiralty Arch)」。ヴィクトリア女王を記念して、息子のエドワード7世が建設を命じたのが元々の由来ですが、1912年の完成時にはすでにエドワード7世は亡くなっていました。

財政緊縮策で政府所有から民間へと売却され、今後は高級ホテルとして再開発されるのが決定しているのだとか。

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IMGP5680 posted by (C)あさかぜみずほ

トラファルガーと言えばこれ、ホレーショ・ネルソン提督の記念碑「ネルソン記念柱」です。高さ46メートルある大理石の柱の上に、5.5mのネルソン像が据えられています。

ネルソン提督といえば歴史上有名なトラファルガーの海戦を制した、イギリス最大の英雄と言われています。

ネルソン提督はそのトラファルガー海戦で敵艦からの狙撃を受け、戦死しています。部下を盾にすることなく、戦線の先頭に立ち続けたというその勇敢な人間性からも、英雄たらしめる理由なのでしょう。

ネルソン提督の遺体はセント・ポール大聖堂に葬られています。

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IMGP5682 posted by (C)あさかぜみずほ

奥に続くのはナショナル・ギャラリー。

全く美術への造詣がないので大変恐縮ですが、王侯貴族が金に物を言わせて集めたものではなく、歴代の館長が価値ある物を見いだして収蔵したという点で非常に価値のある美術館なのだとか。

ゴッホの「ひまわり」が収蔵されているのもここです。

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IMGP5686 posted by (C)あさかぜみずほ

巨大なライオン像。胸元にいる小さな女の子と比べてみると大きさがよくわかるかと。ネルソン記念柱はこのライオン4頭に守られて立っています。

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IMGP5689 posted by (C)あさかぜみずほ

これまた歴史のありそうな建物は、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドというイギリスのメガバンク。本社はエディンバラで、これは支店なのでしょう。

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IMGP5691 posted by (C)あさかぜみずほ

トラファルガー広場からアーチの方を望みます。真ん中に立っているウマにまたがった人物はチャールズ1世。

1600年代前半に国教の統一を図り、ピューリタン清教徒)と言われた英国国教会の中の改革派を弾圧したことで有名な国王です。

1649年に公開の斬首刑に処されていますが、ある意味国家の「黒歴史」であることをした国王でも、この周辺では各所に像が建っています。

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IMGP5696 posted by (C)あさかぜみずほ

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IMGP5701 posted by (C)あさかぜみずほ

初代「ルートマスター」。ロンドンバスの象徴とも言えるバスですね。

排ガス規制、バリアフリー、さらにはワンマン化が困難なことから後継車種に置き換えが進められました。

現在は観光客向けとして、トラファルガー広場を経由する9系統と15系統に充当されており、通常の路線バスと同様に乗車が可能です。

続きます。