■ 9月
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KLMのオレンジプライドが撮れないことに悶々として、結局モデルプレーンを買ってしまいました。B777-300ERのプロポーションは本当にほれぼれとするほど美しい。個人的には歴代ボーイング機の中で随一と思っています。
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ノーマルカラーは新塗装が増えるアリタリア航空ですが、ちゃんとスカイチームカラーも健在。
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新塗装が来ない日はないというぐらい増えたアリタリア航空の新塗装。
手前にいる整備士と比較してみると、飛行機の巨大さもさることながらジェットエンジンの大きさもかなりのものであることに気づかされます。何せ直径は3メートルほど。
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そしてオーストリア航空は成田から撤退。長い間お疲れ様でした。
■ 10月
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人生初のヨーロッパ!
入国審査でヒヤヒヤしましたが、無事にイギリスに入国できました。初めての海外スポッティングに心はウキウキです。
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そしてA350を初めて撮影できたのもヒースローでした。B787よりも機体に対してエンジンの大きさが目立ちませんね。
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ユナイテッドと写真のデルタしか運航していない、B767ファミリーの変わり種-400ER。-300ERの機体を伸ばし、B777とほぼ同等のコクピットを備えたモデルです。
詳細はそのうち上げる予定の撮影記にて…
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左は厳重な警備で知られるイスラエルのエルアル航空、右はバーレーン国営のガルフエア。ユダヤとイスラムという対立する宗教の航空会社が、こうして並んで翼を休める姿は日本では見られない貴重な光景です。
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もちろんスポッティングだけでなく市内観光もしましたよ。私にとっては二義的なものでしたが…つくづく観光には向かない体質なんです。
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しかしロンドンと言えば欠かせないのは、やはり衛兵交代式。
こちらは場所取りが悪かったこともあり、もう一度見に行きたいイベントになりました。
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グリニッジ天文台といえば、世界標準時を(勝手に)決めた歴史ある場所。以前は本初子午線の場所だけ入館料なしで入れたようですが、現在はきっちり2,000円ぐらいの入館料が取られます。ちゃっかりしています。
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17年3月末から成田便へのA380再投入を発表したエミレーツ。
90機以上のA380を用意しておいて成田に来ないということはないだろう、という根拠のない推測が当たりました。
レジ番を集めるには相当な期間がかかりそうです。
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エティハドは就航当初よりも機材は大きくなったもの、さすがにこのA380ほどの機材は入れてきません。そもそもドバイと違ってアブダビはろくに観光できる場所もないので、日本人としても魅力のあるエアラインではないというのが実情でしょうか。
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ガルフエアのF1グランプリ特別塗装。
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最終日はあろうことかカゼをひく有様…シティ空港で少しスポッティングをしますが、イギリスらしい分厚い雲が垂れ込め、なかなか思うように撮れません。
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これ、何の建物だと思います?
驚くことにこれが駅です。小説『ハリー・ポッター』シリーズでもさんざん名前の挙がった、キングスクロス駅です。各鉄道会社が威信をかけて作ったターミナル駅の一つで、それがまだ現役として機能しています。
日頃の手入れももちろんですが、地震も日本ほどの激しい台風などもないが故の、条件の良さと言うこともあるでしょう。
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そして日本に帰ってきてからも懲りずにスポッティング。
2日だけ来ていたフィンエアーのA350は、17年5月以降の夏季増便で週5便ほど成田に飛来するようになります。
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やっとBB-8が晴天で撮影できました。もう少し季節が遅ければ、お腹の部分まで光が回ったのですが、こればかりは仕方ありません。
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フィンエアーはA350が増える一方で、絶滅危惧種になっているのがA340。17年1月の時点ですでに2機しか残っていません。
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黒字化を達成し、一気に攻勢へと打って出るバニラエア。16年中に9号機、10号機を受領し路線の拡大を開始しました。
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11月でA380からB777へと機材が変更されるシンガポール航空。時間も2時間ほど早まって撮りやすい時間へと変わりますが、機材が小さくなっては元も子もありません。
表向きは他社同様「最新機材の導入によるサービス向上」ですが、中国需要の増大やソウル・仁川の使い勝手の良さから来ていることは明白です。
■ 11月
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私にバイクの免許を取らせ、Ninja250を買わせたよろしくないマンガ「ばくおん!!」のアニメイベントがよみうりランドで開催されました。
会場の外では実車展示もされていて、来夢先輩の乗るZX12Rの展示も。またがることも可能でしたが、案の定足はつかず。こりゃ大型バイクは無理だな…
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約1年ぶりに関西空港へ遠征をしました。
導入ホヤホヤの香港エクスプレスのA321。同社は最新鋭のA320neoも関空へと投入しており、しばらく機材で目の離せない会社となりそうです。
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関西空港のオペレーションはほとんどの着陸便をB滑走路へ下ろすように変わっていました。そのため、連絡橋をバックに降りてくる姿を撮ることのできるチャンスは大幅に減っています。
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22時までいられるので、空港ならではの夜景を撮影することも可能なのが「スカイビュー」の魅力。それにしたって、開館当初は入場料1,000円を取っていたというのですからさすがに高すぎですよね。
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関西空港のあとは、ビルとしては日本一の高さとなった「あべのハルカス」の展望台で夜景撮影。
一緒に行った先輩と違って、夜景の撮影なんてほとんどやったことがないので、もはや何を対象に撮ればいいのかすらよくわかりません。
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翌朝は伊丹空港へ。
去年失敗した、JACカラーのQ400を無事に撮影できました。意図的に残していると言われるJAS由来のカラーリングですが、Q400も一部で退役が始まっているので油断はしていられません。
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天草のATRも撮影。ダッシュ8に比べるとずいぶんずんぐりむっくりになった印象があります。
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最大の目的は導入したてのERJ190。機体の長い旅客機ってやっぱり美しいですね。
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最後は千里川の土手で伊丹の夜景を撮影して東京へ帰還。夜景をさんざん撮りましたが、満足いくショットはほとんどありません。この辺がセンスの限界か…
■ 12月
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実はとある事情により、3年ほど乗った日産・ティアナを手放しました。維持ができなくなったというわけではありません。「維持をする必要がなくなった」というのが正しいところかもしれません。
これについてはまたそのうち…
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初日からエンジントラブルでグダグダになった「ベアドゥ・北海道ジェット」。北海道各地の観光地や動物が描かれています。
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約10年ぶりにANAのフリートに加わったエアバス・A321。前回導入時は初期型の-100でしたが、今回は航続距離延長型の-200。エンジンもA320シリーズと同じCFM56シリーズへと改められています。
そして同社はA320neoも投入。エアバス好きとしてはうれしい限りです。
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この日の目当てはハワイから戻ってくる政府専用機でした。
本務機は2号機で、1号機は重整備のためANAのB787-9が随伴機として従っていました。今後の政府専用機とANAの関係を示しているかのようです。
ちなみに機体後部にくっついていたケータリングトラックは、JALロイヤルケータリングのものでした。
というわけで写真ばかりの2016年振り返りはおしまい。
2017年もやっていることは大して変わらないと思いますが、改めましてどうぞよろしくお願い申し上げます。