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明け番、会社のイベントで高尾山のビアガーデンへ行くことに。
アクティブな方々は高尾山の山登りに挑戦するそうですが、インドア派の私は勘弁してくれと久しぶりに撮り鉄をすることにしました。
といっても、お手軽撮影地である京王線桜上水駅のホームの端から。京王の電車に乗るのなんていつ以来でしょう…
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学生時代は座席の堅さに悩まされた10-300形。ベースとなったE231系の時点でもかなりの堅さですが、都営のこの車両は公園のベンチと同じレベル。お酒を飲んでいるときでなければ熟睡できません。
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英語の名称は「TOEI SUBWAY」で統一している東京都交通局。
外国人からしてみれば、Toei SubwayとTokyo Metroの区別をつけるのなんてなかなか難しい話。歴史的経緯から致し方ないとは言え、訪日外国人には優しくない仕様です。
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高尾山ラッピングで全面緑色になっている8000系。
実はこの頃8000系は10両貫通化改造が行われており、編成の真ん中に封じ込められていた運転台が撤去され始めています。撤去したところは明らかにわかるので、気になる方はちょっと探してみてください。
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設計自体は都営新宿線にも入れるようになっている8連固定の9000系ですが、実際の直通運用はすべてバージョン違いの9030系10両固定編成が担当しています。
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これが9030系。少し9000系とは印象が異なります。
都営線への直通運用はもちろんのこと、20編成と所属本数が多いので京王線系統でも各停から特急までオールマイティにこなします。
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京王と言えば独特の種別「準特急」。元々は新宿~府中間は特急、府中~京王八王子・高尾山口間は急行の停車駅に止まるので、“準”特急と名付けられたのが始まり。
2011年の震災後、ほとんどすべての列車が特急停車駅+分倍河原・北野に止まる準特急へと変わり、最終的には特急が消滅する有様に。
結局、準特急がそのまま特急へと格上げされ、2016年3月のダイヤ改正(それまで京王は改定と言っていましたが)からは準特急の停車駅に笹塚と千歳烏山も加わり、いよいよ急行と実態が変わらなくなってしまいました。
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都営10-000形の中でも、他の車両とは趣が違う最終増備車。この車両が増備されるかと思いきや、後継車両はのっぺりしたE231系ベースに…こんなに優れたデザインがもったいない。
桜上水には乗務区があるので、通過する特急・準特急以外の乗務員はだいたいここで交代します。
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古参10-000形を新型のATCに対応させるにあたり、先頭車だけ新規に製造したのが10-300R形。
ご覧の通り両端の先頭車だけE231系ベースのすっきりとした車体、中間の6両は初期ステンレス車特有のコルゲートが入った車体。こういう統一感のない編成はあさかぜは嫌いですが、座席の座り心地は当然ながら中間車の方がいいというのがなんとも。
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そういえば、相模原線の特急も復活したと思ったら、結局ほとんどの列車が準特急に変更されていますね。
5年ぐらい前の、割とすっきりしてわかりやすかった京王の種別分けはどこへやら、停車駅や運行パターンがさっぱり頭に入りません。
この8000系8702Fはまだ中間車の改造がされていない編成。真ん中より少し後ろぐらいに、中間の先頭車の白い部分が見えます。
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KEIOロゴの貼り付け位置がおかしいのは9030系9030Fだけ。
他の9000系はすべてピンクの帯上にあるのですが、この編成だけはヘッドライトの下。落成当初は貼り間違いかと思っていましたが、もう何年も変更されていないところを見るとこれでいいのかもしれません。
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突然高校生ぐらいのマニアの少年達が駅の内外に現れました。入線してきた10-300R形を激写しています。
おおむね想像はつきますが、このあたりに詳しい後輩に尋ねたら、やはり今日がこの車両の廃車回送だそうです。なるほど、このまま若葉台の車両基地に運び込まれて輪切りにされる運命のようです。
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準特急停車駅が標準となった京王線の特急。平日の日中は高尾山口発着が特急、京王八王子・橋本発着は準特急、というのが基本パターンのようです。
大学に通っていた頃は、新宿から京王八王子ゆきの特急・準特急に乗ると、高幡不動で多摩動物公園ゆきにうまく接続するようになっていました。今はどうなのでしょう。
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調布の地下化が完成したあたりから、京王の編成組み替えもなかなか理解不能になり、なじみのない編成番号がちらほらと…
この7727F、7728Fなどその筆頭です。7020系は7000系後期形のすっきりとした側面が特徴だったのですが、組み替えで初期車だけ10両編成を組んで20番代を名乗るように。
ちなみに右の7727F、編成内にぞろ目「7777」号車がいるので、機会があったら探してみてください。
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20分ほど停車し、いろいろと列車を待避した後に廃車回送は桜上水を発車。若葉台への帰らぬ旅へ出発していきました。
個人的には思い入れも何もないのでこの程度の記念写真を撮って終わりですが、ホームにいた青年たちは後続の急行に乗ってまた出発していきました。
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検査上がりのご様子でぴかぴかの8020系。京王は動力車だけ検査周期が違うのか、ほかの車両はきれいなのに動力車だけ真っ黒けというのもよく見かけます。
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「区間○○」という種別が嫌いだったのか、11時台まで「通勤快速」を走らせていた京王も、2013年からついに区間急行が設定されました。
相模原線内で急行停車駅と同じ準特急が設定されているため、相模原線内の各駅停車を増やすための「区間」急行のようです。
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7729Fって何だ…そんな編成在学中にいたかな…
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E233系がベースになり、番号も500からスタートするようになった10-300形3次車~。車両も内装も見た目は全く違いますが、扱いは10-300形と同じ。都営の意図がよくわかりませんが。
ちなみに座席は10-300形とほぼ変わらない、というレビューが大学時代の同期から寄せられています。そこを大幅に向上していただきたかった…
よく見ると、ヘッドライトの周辺や行き先表示など、常磐緩行線・地下鉄千代田線で使われているE233系2000番代にそっくりです。
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区間急行のほかに、快速も都営線直通列車として設定されています。
区間急行は新宿線内で急行運転をしますが、快速は各駅に停車。都営線への直通列車を増やしつつ、通過駅が不公平にならないように考慮された形のようです。
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こちらは10両貫通化改造が行われた8708F。
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今後じわりじわりと数を減らして行くであろう、10-000形。
すでに初期車は廃車か10-300R形に改造されて姿を消していますが、E233系のコピー品の増備次第ではこのあたりの車両も怪しくなってくることでしょう。
さて、そろそろ電車に乗らないと集合時間に間に合わなくなってしまいます。
ホームで写真を撮っているだけでも暑いのに、山登りをした人はどれほどの暑さにさらされていることか…極度のインドア派に認定されていてありがたい限りです。