あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

どこかで働く駅員がひたすら旅行記や写真(主に飛行機)をひたすら載せ続けるブログです

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2016年3月3日(前編)

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IMGP6266 posted by (C)あさかぜみずほ

久しぶり…とういうほどでもなく新幹線に乗ります。まあ確かに西へ向かう新幹線はだいぶ久しぶりかもしれませんが。

本日の目的地は名古屋。うまく勤務の合間に休みになったので、職場の同僚もりぞーとともに西へ向かいます。

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IMGP6286 posted by (C)あさかぜみずほ

JA03FJ / Fuji Dream Airlines / Embraer ERJ-175

というわけで初めてやって参りました、県営名古屋空港です。

デッキに上がるとたくさんの幼稚園児がちょうど帰っていくところでした。これはもしや、MRJの試験飛行があったのでは…!?

ダメ元で小牧に来たわけですが、これは期待できるかもしれません。

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IMGP6334 posted by (C)あさかぜみずほ

定期旅客便はフジドリームエアラインズ以外は存在しない元小牧空港

その代わり、多くの旅客便が出入りしていたであろうスポットはヘリコプターの待機場所となっており、すぐ横のヘリパッドで発着が頻繁に行われています。

こちらは中日新聞社保有するユーロコプター・EC135。

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IMGP6346 posted by (C)あさかぜみずほ

ドクターヘリや報道ヘリの運航を行う中日本航空のセスナ・サイテーション560。この飛行機は「メディカルウイング」と言われ、緊急性や重症度の高い患者をなどを輸送する役目を担います。

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IMGP6364 posted by (C)あさかぜみずほ

航空自衛隊小牧基地を併設しているので、空自の飛行機も頻繁に見られます。飛行試験を行っていることが多いようです。

米・レイセオンの小型ジェット機、T-400。

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IMGP6369 posted by (C)あさかぜみずほ

案外静かに降りてきたのは空自のF-15DJ Eagle戦闘機。マクドネル・ダグラスが開発し、三菱重工ライセンス生産していた日本向けモデルです。

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IMGP6403 posted by (C)あさかぜみずほ

元々はレイセオン・U-125Aとして製造されていたビジネスジェット。現在はホーカー・ビーチクラフトにて「Howker 800」として今もなお作り続けられています。

ビジネスジェットが原型ですが、空自を含め一部の空軍では軍用機としても使用されています。

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IMGP6418 posted by (C)あさかぜみずほ

ここは愛知県ですが、なぜか栃木県警の川崎重工・BK117がいました。検査などで来ているのでしょうか?

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IMGP6442 posted by (C)あさかぜみずほ

JA07FJ / Fuji Dream Airlines / Embraer ERJ-175

真っ黄色の機体がまぶしい7号機が降りてきました。1機ごとに色が違うのが普通の人にとっても楽しいところ。

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IMGP6460 posted by (C)あさかぜみずほ

JA03FJ / Fuji Dream Airlines / Embraer ERJ-175

入れ替わりに先ほどの3号機が飛び立っていきます。

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IMGP6478 posted by (C)あさかぜみずほ

日本デジタル研究所が所有するアグスタウェストランド・A109。

日本デジタル研究所は、ANAグループの一員としてローカル路線を運航しているアイベックスエアラインズの親会社でもあります。

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ホーカー800がタッチアンドゴー。

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IMGP6525 posted by (C)あさかぜみずほ

小型機の代名詞のように使われている「セスナ」という名称ですが、これはメーカーに由来します。

このCessna 182 Skyhawkという1955年から続く機体こそ、世界で最も多く製造されたシリーズ。この機体によって、「セスナ=小型機」というイメージが定着したといえます。

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IMGP6544 posted by (C)あさかぜみずほ

世界を代表する輸送機、ロッキード・C-130 ハーキュリーズ。短い滑走距離、高い積載能力、平らだったらどこにでも離着陸できる性能を買われ、1954年から改良を重ねて製造が続けられているベストセラーかつロングセラーの輸送機です。

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IMGP6592 posted by (C)あさかぜみずほ

JA02FJ / Fuji Dream Airlines / Embraer ERJ-170

2号機は水色。時間が経って少し色あせているような気はしますが…

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IMGP6599 posted by (C)あさかぜみずほ

ちょっとフェラーリっぽい雰囲気が漂う報道ヘリ。

運航は中日本航空ですが、使用者は中京圏のテレビ局「CBCテレビ」のようです。

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IMGP6641 posted by (C)あさかぜみずほ

川崎重工が製造していた、ジェット練習機T-4。

かの有名な宮城県松島基地の「ブルーインパルス」はこのT-4が使われています。

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IMGP6672 posted by (C)あさかぜみずほ

このセスナ・サイテーションは定期旅客運送のない航空会社では最大となる「朝日航洋」が保有しているものです。こんなビジネスジェットに乗って移動できるのはどんな人なのでしょうね。

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IMGP6686 posted by (C)あさかぜみずほ

来る前には「外に置いてあるのを見られたらいいね」程度の話しかしていなかったMRJがついに小牧空港へと降りてきました。近くに集まっていた中高年女性たちも大興奮。

まさかこんな偶然にもテストフライトを見られるとは!

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IMGP6706 posted by (C)あさかぜみずほ

JA21MJ / Mitsubishi Aircraft Corporation / Mitsubishi MRJ90

文字通り音もなく降りてきました。まるでグライダーが降りてきたかのよう。静かすぎて気持ちが悪いぐらいです。

リバーサー(逆噴射)を使用していないのでこれほどまで静かなのでしょうが、やはりプラットアンドホイットニー製のギアードターボファンという新しいエンジンそのものが静かなのでしょう。

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IMGP6715 posted by (C)あさかぜみずほ

静々と空港の建物からは少し離れた格納庫の方向へ進んでいきます。

思わず「気持ち悪いぐらい静かだなぁ…」なんて独りごちると、興奮状態の中高年女性に「ホントに静かですね!いやあ、MRJカッコいいです!」なんて応答されてしまいました。

この女性たちもMRJの試験飛行があるとわかって来ていたわけではないそうで、素晴らしい偶然をお互いに喜び合います。

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IMGP6746 posted by (C)あさかぜみずほ

着陸したMRJの上空を飛び越えていった、三菱重工の随伴機も降りてきました。テストフライトの時から静かに随伴していたものの、まあ当たり前と言うべきかほとんど注目を集めない飛行機でした。

空自で使われているホーカー800の親戚、ホーカー400が使われています。

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IMGP6761 posted by (C)あさかぜみずほ

MRJと入れ替わりに現れたのは、2000年に運用が開始されたばかりの国産では最新型の戦闘機、F-2です。

C-130輸送機とは異なり、海に囲まれた日本という国らしく、洋上で発見されにくい効果を持つ「洋上迷彩」が施されています。

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IMGP6811 posted by (C)あさかぜみずほ

爆音とともにF-2Aが飛び立ったあとには、空自の空中給油機がどこからか降りてきました。

見ての通り、旅客機でも多数が飛ぶボーイングの767-200ERがベースになっています。厳密な形式は「KC-767J」です。4機が調達され、ここ小牧基地に配備されています。

B767らしく、機体内部に人員輸送用パレットを配置すると200人の人員輸送が可能とのこと。

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IMGP6845 posted by (C)あさかぜみずほ

JA02FJ / Fuji Dream Airlines / Embraer ERJ-170

ミリタリー機に混ざってFDAもエアボーン。

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IMGP6856 posted by (C)あさかぜみずほ

ホーカー800と同じ見た目ですが、同じ機体でもこちらはブリティッシュ・エアロスペースとなってから製造されたBAe-125というモデル。

見てくれが同じでも、製造年によってころころメーカーが変わっているので、なかなか旅客機と違ってわかりづらいミリタリーの世界です。

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IMGP6870 posted by (C)あさかぜみずほ

先ほど飛び立ったF-2Aがタッチアンドゴーで再び上昇していきます。

騒音をおさえ、実用性を上げているおとなしい旅客機と違い、そんなことは関係ない戦闘機はとんでもない音量です。

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IMGP6881 posted by (C)あさかぜみずほ

耳をつんざくような爆音で目の前をあっという間に過ぎ去るF-2A。会話なんてとてもできません。

ちなみに見た目がF-16っぽいですが、それもそのはず、F-16をベースにより大型化して三菱重工が製造しているものです。

エンジン(IHIライセンス生産)はF-16そのままなので、複合材料(よくいうカーボンファイバーなどの強化プラスチック)を多用して大型化と軽量化を両立しています。

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IMGP6889 posted by (C)あさかぜみずほ

高度を上げるとクルンと向きを変えて見えなくなってしまいました。

まるで地面を走るおもちゃのごとくクルンと回っていきましたが、いったいどれほどのGがかかっているのか想像するだけで内臓が飛び出しそうです。戦闘機パイロットってすごい…

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IMGP6910 posted by (C)あさかぜみずほ

そして改めて着陸。減速用に「ドラッグ・シュート」というパラシュートのようなものが出ています。

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IMGP6934 posted by (C)あさかぜみずほ

MRJはトーイング用と思われる台車も装着され、試験飛行は完全におしまいといった雰囲気。1回に2度3度と試験飛行を繰り返す姿はいつになったら見られるのでしょうか。

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IMGP6953 posted by (C)あさかぜみずほ

F-2に負けじとC-130もタッチアンドゴーで再上昇。戦闘機の爆音に比べたらC-130の発生させる音なんて可愛いものです。

まもなく、夕方のFDA到着ラッシュがやってきます。改めて気合いを入れ直し、エアバンドの電池も交換して各地からの到着を待ちます。