あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

どこかで働く駅員がひたすら旅行記や写真(主に飛行機)をひたすら載せ続けるブログです

↓活動拠点のホームページはこちら↓
https://cyberperorist.web.fc2.com/

三連休はどこも…~1日目~

DSC01009
DSC01009 posted by (C)あさかぜみずほ

普段は東京の東側からスタートなので、今回の旅行は珍しく西側から。

リフレッシュ休暇をもらったのですが、幸か不幸か三連休にちょうど重なってしまいました。まぁでももらったものに贅沢は言わない。明け番とリフレッシュ休暇を組み合わせて、今日も弾丸旅行に出発です。

新宿駅西口の京王高速バスターミナル。今回はそのライバルに乗って出発します。

DSC01012
DSC01012 posted by (C)あさかぜみずほ

「三連休乗車券」を改札に通し、新宿駅構内へ。特急「スーパーあずさ」の発車する9番線へと歩きます。

さすが新宿、いつでもごった返しています。三連休なので不慣れな人も多いのでしょう、朝ラッシュの時ほど整然と進めません。

DSC01015
DSC01015 posted by (C)あさかぜみずほ

10:00発、特急「スーパーあずさ」11号の松本ゆき。

連休初日で、自由席の乗車口にはびっくりするぐらい長い列ができています。こりゃ後ろの方は座れないだろ…

車内放送によれば、指定席・グリーン席ともに今日は満席。あさかぜの乗り込んだ2号車も人でいっぱい。

後ろのほうでは赤ちゃんが泣き叫び、少し後ろでは大学生らしい団体が談笑し、隣の席の男性はどこかの車内へ置き忘れたカバンの問い合わせで電話をかける。静寂とは全くもって正反対の車内環境です。

三連休だから仕方ないか…

DSC01017
DSC01017 posted by (C)あさかぜみずほ

中央快速線を西へと進みます。列車本数が多いので、自慢の瞬足は生かせず。

中野で中央線に直通する、東京メトロ15000系を追い抜きます。

DSC01019
DSC01019 posted by (C)あさかぜみずほ

立川を出ると、遠くの山の上に出身大学…のお向かいさんの校舎が見えます。

大学4年間は毎日のようにあの山の向こうまで通学していたのですから、何というか呆れたものです。片道2時間半。実に現在の通勤時間の倍です。

DSC01023
DSC01023 posted by (C)あさかぜみずほ

新型車両E233系6000番代に統一された横浜線横浜線と直通先の各駅をモチーフにしたイラストが各編成に描かれています。この車両は磯子駅

横浜線の合流する八王子に停車すると、いよいよ車内はすべての座席が埋まります。次の停車駅は甲府

DSC01028
DSC01028 posted by (C)あさかぜみずほ

中央東線の超有名撮影スポット、「鳥沢鉄橋」。山をバックに長大な鉄橋を渡る光景を撮影できます。

IMGP2676
IMGP2676 posted by (C)あさかぜみずほ

こんな感じに。曇り気味とはいえ、だんだんと天気が好転しつつありますので、撮影者がいるかもしれません。三連休ですし。

DSC01029
DSC01029 posted by (C)あさかぜみずほ

と思ったら案の定。彼らの今日の「獲物」は何でしょうね。

DSC01034
DSC01034 posted by (C)あさかぜみずほ

山梨県県都甲府。老若男女が立ち上がり、ゾロゾロと下車していきます。半分近くの乗客が下車し、あさかぜの隣席も空きます。下車客が多かったためか、少々遅れて甲府を発車。息苦しいぐらいだった車内でようやく足が伸ばせます。

長野の県境まで来ると天気も晴れ渡りました。

気持ち良い緑の中をスーパーあずさは快調に飛ばしていきます。

DSC01037
DSC01037 posted by (C)あさかぜみずほ

茅野でさらに下車し、さらに車内に空きができます。

駅近くのターミナルに並ぶ、アルピコカラーのバス。この色を見ると「ああ、長野県の南側に来たんだな」と感じます。長野県内では大きな規模を持つアルピコグループの中心企業は「アルピコ交通」。2011年に松本電気鉄道が傘下の川中島バス諏訪バスを吸収合併して現社名になっています。

路線・観光バス事業の他、旧社名の通り松本から上高地の手前新島々まで、「上高地線」という鉄道路線も営業しています。

地方の交通企業の例に漏れず、アルピコグループも苦しい経営状況が続いています。

DSC01042
DSC01042 posted by (C)あさかぜみずほ

意外と車窓から見えない「諏訪湖」。

上諏訪のあたりで、やっと少しだけ諏訪湖を望むことが出来ました。

もう10年ぐらい前の話ですが、中学生の修学旅行ではこの諏訪湖で一泊しました。「あの時泊まったホテルから中央線が見下ろせてたな」とふと思い出し、車窓を注意深く見ていたらちゃんとありました。改めて調べてみると、結構良いホテルだったんだなと今更ながら。

DSC01045
DSC01045 posted by (C)あさかぜみずほ

現在「スーパーあずさ」に使われているE351系も、ついに車両の置き換えがアナウンスされました。再来年にE353系の量産先行車が投入され、その後順次E257系も含めて新型車両に統一されるとのこと。

このE351系も1994年のデビューから20年が経過し、いよいよ老朽化が進んできました。車内更新もされたわけではなく、よく見なくてもところどころに傷みが見えつつあります。また振り子車両という都合から仕方ありませんが、車両の断面がたまご型に作られ、座っていると上の方に圧迫感をわずかながら感じます。

DSC01047
DSC01047 posted by (C)あさかぜみずほ

塩尻を通過すると、篠ノ井線に入ります。

中央本線」は東京から名古屋までの路線ですが、旅客列車は塩尻を境に運行系統が分断されています。塩尻から西を「中央西線」、東を「中央東線」と呼んで区別。中央東線とほぼ一体的に運転されている塩尻~松本間は、厳密に言えば「篠ノ井線」という別路線に属します。3分ほどの遅れで、終点の松本に到着します。

DSC01053
DSC01053 posted by (C)あさかぜみずほ

降り際、通路を挟んで隣に座っていたお母さんに「子供が騒いですみませんでした」と頭を下げられてしまいました。まぁ小さいお子さんがずいぶん泣きわめいていましたが、子供ですから仕方ありません。

むしろそんなことでブーブー文句を言う奴がいる方が問題です。

せっかく松本まで来たのですから、何か名物を…と駅ビル内の山賊焼きのお店に来ましたが、三連休の昼時。予想通り店には列ができていました。

長野ゆきの電車までの接続は50分弱。並んでいては間に合わないかもしれません。泣く泣く諦めて、駅前の松屋へと入ります。

この駅前の松屋も、松本に来るたびに来ている気がしますが…

DSC01054
DSC01054 posted by (C)あさかぜみずほ

松本から長野へ向かう電車はE127系2両編成。勝手に115系の3両編成あたりを想像していたら、まさか2両とは…

発車15分以上前にもかかわらず、車内はほぼすべての座席が埋まっています。それなりの立ち客も出て、車内は盛況です。何もこんな時に2両で運転しなくてもいいんじゃないかと思いますねぇ。

DSC01057
DSC01057 posted by (C)あさかぜみずほ

混み合っていた車内も、明科や聖高原でそれなりの人を降ろすとちょうど座席がいっぱいぐらいになりました。列車は日本三大車窓に数えられる、姨捨に近づきます。

進行方向右側には通称「善光寺平」と呼ばれる長野盆地が広がります。

スイッチバック式の姨捨駅のホームからよく見えるのですが、遅れを取り戻すためか、客扱い終了後即座に後ろ向きに発車。本線と合流すると間髪入れずに長野方面に動きだし、善光寺平をじっくりと眺めることはできませんでした。

ここは機会があるときに途中下車することにしましょう。

DSC01058
DSC01058 posted by (C)あさかぜみずほ

姨捨を急いで出てきたものの、途中の「しなの」行き違いの遅れを取り戻せず長野着。降りる我々と入れ替わりに、車内にはドッと乗り込みます。大きな荷物を持った人がたくさんいるので、やはりこの人達も聖高原や明科で下車するのでしょうか。三連休だから仕方ないとはいえ、どこへ行っても混んでいますねぇ。

DSC01060
DSC01060 posted by (C)あさかぜみずほ

長野県の県都、長野。来年3月からはここで終わっている新幹線が金沢へと伸び、いよいよ正式名称の「北陸新幹線」が実現します。長野県の一部からは「長野北陸新幹線にしてくれ」などというずいぶん好き勝手な意見が出ているようですが。リニアの件といい、この新幹線の名称といい、あさっての方向に自己主張が強い人たちです。

快速「妙高」用でしょうか、189系が停車していました。在来線時代の「あさま」が1997年に廃止になって以降も、しぶとく「あさま色」をまとい続けています。JR西日本ならさっさと国鉄色にしてしまいそうです。

さすがに現役時代に書かれていた、側面の「ASAMA」ロゴはとうの昔に消されています。

DSC01062
DSC01062 posted by (C)あさかぜみずほ

長野と名古屋を結ぶ、特急「しなの」。振り子車両の383系が使用されます。木曽山脈を抜けるためにカーブが多い中央西線を、出来る限り高速で走り抜けるために開発された車両です。

1日1往復だけ、大阪発着となる列車も存在する他、観光シーズンになると松本から大糸線に入り白馬まで運転される列車もあります。

この列車にも一度乗ってみたいのですが、未だ機会に恵まれず。せっかくなら長野~大阪間の最長列車に乗ってみたいところです。

DSC01063
DSC01063 posted by (C)あさかぜみずほ

さて、長野からは飯山線に。15:04発の越後川口ゆきです。列車は3両編成で、後ろ1両は途中の戸狩野沢温泉どまり。

やはり三連休ということで、この列車もそこそこの乗車率。ちらほら立ち客もいるぐらいで長野を定刻通り発車。2つ隣の豊野までは信越本線を走ります。信越本線北陸新幹線の延伸開業で長野~妙高高原間がしなの鉄道へと移管されますが、飯山線は引き続きJR東日本が運行します。そうすると長野~豊野間の飯山線列車の取り扱いはどうなるのでしょう…?

DSC01074
DSC01074 posted by (C)あさかぜみずほ

沿線には水田とそば畑が広がります。そういえば長野県はソバの一大産地でした。どうせなら松本で松屋じゃなく、駅そばでも行けば良かったか…

DSC01078
DSC01078 posted by (C)あさかぜみずほ

戸狩野沢温泉に到着。ここで後ろ1両を切り離し、前の2両が越後川口へと向かいます。

その名の通り、戸狩温泉野沢温泉への玄関口。ほとんどの乗客が降り、車内は閑散とします。あさかぜの向かいに座っていた男性もここで下車し、のびのびと足を伸ばすことができるようになります。

DSC01084
DSC01084 posted by (C)あさかぜみずほ

千曲川に沿って列車は進みます。

「ちくまがわ」とは長野県内の呼称。新潟県に入ると「信濃川」へと変わります。長野県は「信濃の国」として売り込む一方で、不思議なことに川の名前はよその県に入ると「信濃」になるわけです。

DSC01093
DSC01093 posted by (C)あさかぜみずほ

その千曲川改め信濃川を眺めながら、少々早い晩酌を。角ハイボール美味しいです。氷の入ったグラスが用意できないのが残念。

それでもこんなローカル線に揺られながらお酒が飲めるようになったとは、大人になったもんだと一人で感心します。

DSC01099
DSC01099 posted by (C)あさかぜみずほ

十日町に到着。地上の駅にちょこんと止まる飯山線に対して、横には巨大な高架橋がそびえます。北越急行ほくほく線の線路です。

東京と金沢を結ぶ上で重要な役目を果たしているほくほく線。特急「はくたか」で在来線最速の時速160km運転を行っていましたが、北陸新幹線の延伸に伴って廃止が決定。来年の春からはこの立派な高架橋に1両か2両の普通列車だけが走るようになります。

大黒字路線から赤字路線に転落することは確定事項ですが、北越急行はそれに備えて利益をずっと貯め続けています。直江津発着の需要もあり、当面の事業継続は可能との見方を示しているとか。

DSC01103
DSC01103 posted by (C)あさかぜみずほ

すっかり暗くなった午後6時、終点の越後川口に到着です。

特に用事はないので、このまま上越線に乗り換えて長岡へ。

DSC01106
DSC01106 posted by (C)あさかぜみずほ

上越線といえば、やはり濃淡の緑帯を巻いた、いわゆる「キムワイプ」カラーの115系国鉄近郊形らしいゴリゴリとした走り心地、こもった放送音などを聞いていると、なんとなく旅情が掻き立てられます。

首都圏では国鉄型といえる車両がほぼ消滅してしまい、なかなかこういった古い車両の雰囲気を感じることができません。日常的に利用するにはいいんですけどね。

長岡からは贅沢に快速「くびき野」のグリーン車を使うことにします。普通車自由席は混んでいるでしょうし、400円ほどの価格差ならば指定席よりもグリーン車に乗ったほうが快適かも。

DSC01110
DSC01110 posted by (C)あさかぜみずほ

半室しかないグリーン席は、あさかぜの他に1人だけ。案の定、自由席はいっぱいで座るのも微妙な感じ。

長岡から約1時間、静かで快適なグリーン車でした。座席の厚さもかなりあり、あと2時間ぐらいだったら余裕で座っていられそう。

北陸新幹線開業後は新潟~新井間に特急「しらゆき」が新設される、なんて報道がありましたが、果たしてその列車にはこの485系3000番代は使用されるのでしょうか。こうやってみると車両の状態は良さそうなのですが。

DSC01111
DSC01111 posted by (C)あさかぜみずほ

一日晴れたり曇ったりでしたが、新潟について大粒の雨が降ってきました。しかも寒い!上に羽織るものを持ってきていて正解でした。

とりあえず夕食を済ませて今夜のホテルに向かいましょう。

DSC01115
DSC01115 posted by (C)あさかぜみずほ

南側の改札を出て目の前にある中華食堂で夕食を。ボリュームもそれなり。

チャーハンと餃子はおいしかったですが、ラーメンはちょっと味が薄め…

ホテルに着いてから、無料提供の醤油ラーメンを食べましたが、そっちの方が美味しかったです。

明日は秋田を目指します。