あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

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スバル・レヴォーグ

やっとこさ秋が近づいてきたという雰囲気がしてきました。少し前まで夜になっても窓を開けたら熱風が入っていたのに、この頃はひんやりした空気が入ってきますね。

まぁどうせ9月半ばぐらいになったら「残暑」とかいってウンザリするような夜があるのかもしれませんけどね。

そうそう、この間友人とともに千葉スバルの某販売店に行ってスバル・レヴォーグを試乗してきました。

1.6リッターエンジンでも、ターボによって2.5リッター相当のトルクを発揮。この頃国内のメーカーでも流行り始めた「ダウンサイジングターボ」というやり方です。日産・ノートの「1.2リッター3気筒+スーパーチャージャー」はなんとも虚しい音がしていましたが、スバルのは「水平対向4気筒+直噴ターボ」ということで、音が軽自動車なんてことはなさそうです。

車内は黒一色で、良く言えば「シック」、悪く言えば「地味」。あさかぜは地味ぐらいなのが好みなので、レヴォーグのインテリアはいい感じ。

メーターはオーソドックスなアナログで常時点灯のスピードメータータコメーターの2連。メーターの下半分に燃料計や水温計など、これもアナログのメーターがつきます。

サイドミラーはこの頃はやりの手前に持ってくる大きいタイプ。サイドミラーの前に三角窓を置き、右斜め前方の死角を減らす工夫です。両サイドともサイドミラーが巨大なので、駐車しやすそう。

ウインカーも「カッチンカッチン」としっかりリレーの音がする気持ちのよいもの。触ると3回だけ光る機能もついてきます。

気になるボンネットの「郵便ポスト」ですが、乗ってみると意外にもほとんど目立ちません。よく考えてあるものです。

感心する一方で、わけわからないのが各種スイッチ。

EyeSightのつかない、1.6GTというベースグレードでも、ハンドルの中央右側にはクルーズコントロールだのS/Iドライブだの、各種スイッチ。左下はメーター中央の画面表示を切り替えるためのスイッチが3つ。インパネ中央のハザードランプの上は、「マルチファンクションディスプレイ」の切り替え&選択スイッチ。

各所に様々な機能を持ったアナログスイッチが設置されていて、説明書を熟読せねばきっとわかりません。説明書を見なくてもわかるのは、ハンドル右側にあるエンジンのオンオフスイッチだけでしょうね。

EyeSightがつくと、さらにスイッチが増え、デイライト代わりの「LEDアクセサリーライナー」のスイッチも別、純正ナビをつければハンドル中央左側にオーディオ関連のスイッチ…

挙句、電動パーキングブレーキも標準となるので、サイドブレーキレバーもスイッチへと変貌します。

ハンドルを操作するよりもスイッチを操作している時間のほうが長いんじゃないか、ってぐらいアナログスイッチだらけになるコクピット。計器だらけの飛行機だってびっくりです。

説明書を丸暗記できる人でない限りスイッチを全部使いこなすことは不可能でしょう。あさかぜなんて、買って半年以上経つティアナのボタンスイッチの操作だってわからないのに。ポチポチやっているうちに、前のクルマにぶつかっちゃうんじゃないかってぐらい。そのためのアイサイトってこと…?

あと気になったのは、バック時の音。今のクルマは「ピーピー」というブザーではなく、「ピローンピローン」という効果音が鳴るんですねぇ…

外見のゴツい雰囲気と違って、バックブザーがファンシーなのでちょっと戸惑います。

足回りはサスが若干ヘタった大型セダンに乗っているあさかぜからすると、かなりハード。かなりゴツゴツしているので、たまらず販売員のお姉さんに

「これってビルシュタインのサスペンションが付いているやつですか?」

と聞いてしまいましたが、

「いえ、これはビルシュタインではないですねー。ベースグレードなので足回りもそのまんまですよ」

とか。同乗していた友人は「これぐらいじゃないと疲れちゃうよ」とはいうものの、ちょっとびっくり。

肝心のエンジンですが、やはり出だしは1.6リッター丸出し。ボディサイズも車重もそれなりにあるので、発進時はやはり「うーん、重い」と思ってしまいます。普段が2.5リッターV6なだけになおさら。

1,800rpmを超えるとターボが効き始めるので、確かに2.5リッター相当のトルクはあります。ターボが働き出すまでは我慢が必要です。

エンジン音はかなり静かで、振動も少ない。さすがはボクサーエンジンです。停車中はアイドリングストップが働くので、なおさら静かになります。エンジン始動時のブルンッという音と振動は仕方ありません。

固めの足回りと相まって、走り心地は上々です。カーブを曲がるときもかなりカッチリ曲がっている感じ。これでビルシュタイン製のダンパーを装着する「GT-S」系はもっとスポーティーなのでしょうが、あさかぜはこれ以上固かったら多分乗れません。

10分ほどで試乗は終了。

僅かな時間でしたが、「次のクルマはこれにしようかな」と思えるぐらいの感触でした。2年3年経ったら、これを新車で買えるぐらいのお金は持っているはず…

その頃にはB型C型の熟成モデルが出ているでしょうしね。