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早朝の津田沼駅。地面が濡れ、ところどころ凍っているような寒い朝です。
吐く息は真っ白、ベンチコートを着ていても体に染みこむような冷気が伝わってきますが、この程度でへこたれてはいけません。今日の目的地は北海道。
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会社の旅行で北海道へと向かうわけですが、まずは集合場所の羽田空港まで移動しなければなりません。
津田沼だったら京成電車に乗っていけば羽田空港まで行けますが、スーツケースを抱え、しかも眠い状態で座れるかどうかわからない電車になんて乗りたくありません。確実に座れる手段があるならば、それに越したことはない。
てなわけで、迷うこと無くリムジンバスを選択。鉄道マニアですが、合理性は大切です。
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JR津田沼駅と京成津田沼駅で乗客を載せたリムジンバスは、国道357号線を西へ。以前のリムジンバスは東関東自動車道に入るためにわざわざ湾岸習志野ICまで遠回りしていました。
2013年9月に開通した谷津船橋ICのおかげで、だいぶ東関道へ入るのが早くなりました。
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時間調整のためかゆったり走ってきたものの、予定よりだいぶ早く8:25には羽田空港第2ターミナルに到着。集合時間は10:00ですから、かなり余裕のある到着となりました。
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乗る飛行機は11:00発。まだこのモニターにも表示されていません。
とりあえず朝食を食べておらず空腹なので、適当にうどんでも食べることにしましょうか。
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ターミナル内にあったうどん屋で「とろ玉うどん」とかしわ天をチョイス。
…ぶっかけってこんなに味が薄いものだっけ?
温泉卵ととろろの効果によって、つゆの味がだいぶ薄められてしまいました。うどんの食感もつゆも悪くはないはずですが。
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ともあれ、腹ごしらえをして空港の展望デッキへと上がります。
なんと偶然にも、引退が間近に迫ったB747-400Dの姿がありました。3月に引退フライトを実施し、いよいよ国内エアラインからは「ジャンボジェット」が消滅します。
それにしても、塗装がつぎはぎだったり雨だれの跡があったりと、少々哀れな姿です。
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目の前のスポットに止まっているのは、最新型機B787-8。そういえばB787を間近でじっくりと見るのは初めてのことです。
こうして見ると、機種や翼端、エンジンカウルの後部など、様々な部分の形状が従来のB767やB777と異なることがわかります。
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誇らしげな「787」のロゴ。
翼の付け根にあるのは空調に導く空気を取り込む穴。機種に近い部分にある「ETOPS」の文字は、この機体が太平洋を越えることのできる双発機(エンジンが2つの機体)であることを示しています。
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ジェット機の「キーン」という甲高いエンジン音に混ざって、プロペラ機特有の低い「ブーン」という音が。
近距離路線に使用される、ボンバルディアDHC-8-Q400です。ターミナルから少し離れた、バスを使って移動する場所(沖止めスポット)からの出発です。
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Q400が視界から消えてまもなく、目の前にカラフルな機体がプッシュバックされてきました。「ピース★ジェット」と名付けられた、ANAでは現在唯一ポケモンの描かれている飛行機です。2011年7月からこの塗装になっています。
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その「ピース★ジェット」は展望デッキの正面にある滑走路(RWY34R)からさっそうと離陸していきました。
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続いて、小さな飛行機がRWY34Rに下りてきました。国土交通省のガルフストリームかと思ったら、登録番号をよく見てみるとNから始まるアメリカ国籍の飛行機。日本のであればJAから始まりますからね。
あとで調べてみたところ、「AVNエア」という会社らしいのですが、詳しいことはわからず…
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日本航空グループの新塗装もだいぶ見慣れました。やはり機体部分はどうにも物足りない感じがしますが…
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先ほどまで目の前にいたB787-8が離陸。
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こうして見ると、離陸時の飛行機の主翼の反り返りようがお分かりいただけるかと思います。
集合時間が近づき、展望デッキから下ります。チケットを受け取り、保安検査場を抜け、59番ゲートへ。
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11:00発のNH61便で札幌・新千歳へと飛び立ちます。機内は修学旅行生がいることもあり満員。
羨ましいですね、高校の修学旅行で北海道まで行けるとは…自分の時は京都でしたから。京都の本当の良さは、もっと歳を取らないとわからないと思うんですよね、あさかぜは。
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展望デッキに経っていた時でも相当風が強く吹いていましたが、また強くなってしまった様子。
この時間、羽田空港は第2ターミナル目の前のRWY34R(C滑走路)と新しく作ったRWY05(D滑走路)から離陸させていました。ところが横風が強くなり、RWY05が閉鎖。南へ向かう飛行機もすべてRWY34Rに集中することになり、滑走路手前には飛行機の渋滞が発生していました。
もう1つRWY34R(C滑走路)に並行したRWY34L(A滑走路)がありますが、こちらは離陸用には基本的に使えません。必然的にRWY34Rの1本だけで飛行機を離陸させることになります。
九州方面へ向かうソラシドエアのB737-800もRWY34Rから離陸していきました。
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反対側には富士山がキレイに見えていました。
いよいよB777-300のエンジンが唸り、羽田空港を離陸。このまま新千歳空港までひとっ飛びです。
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そして約1時間後。いよいよ雪国の空港に着陸します。
上空から見た時は木々に阻まれ雪があまり見えませんでしたが、高度が下がってくるに連れて雪深い景色がはっきりしてきます。
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羽田空港の滑走路閉鎖の影響で、6分ほど遅れて新千歳空港に到着。札幌市内へと向かうバスに乗り込みます。
今日はこの後会社のイベントがありますので、旅行は明日から2日間。いよいよ北海道での鉄道旅行が始まります。