あさかぜみずほの趣味活動記録簿

旅行記や主に飛行機の写真をひたすら載せ続ける、趣味のブログです。たまに日記らしき投稿もあり…?

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インプレッサとレガシィ(前編)

今日も懲りずにスバルのディーラーにお邪魔して来ました。本日の目的はレガシィ

先日とある中古車屋レガシィ・B4を見た時、うっかり惚れてしまいました。せっかくならば、最新モデルを試乗したい。そんなわけで、現行型のレガシィを試乗車として置いてあるディーラーへ。

試乗したのは、「インプレッサ・G4(セダン)」と、「レガシィ・ツーリングワゴン(ステーションワゴン)」の2台。レガシィのセダンタイプであるB4はなかったため、足回りは同一のツーリングワゴンに乗せてもらいました。

…いやはや、乗ってみて感じましたが、どちらも甲乙つけがたい素晴らしいクルマです。ドシロウトですが、ちょっとだけ試乗したレビューでも書いてみようかと思います。

まずは先に試乗した、インプレッサ・G4。グレードは「2.0i EyeSight」です。

インプレッサの売れ筋は圧倒的にハッチバックタイプの「スポーツ」だそうですが、個人的には荷室の奥行きの広さと、Bピラーから後ろのラインの美しさでG4の方に興味があります。このところセダンは中高年層向け、まあ言ってしまえば「オヤジ臭い」というイメージが強いようですが、やはり歴史あるだけに完成されたクルマの形状だと思いますね。

クルマの形状はさておいて、G4のデザイン。派手すぎず地味すぎず、しかし存在感のあるデザインです。このごろ流行の釣り目のヘッドライト形状ではないのも個人的には好きなポイントです。リヤデザインは地味というか、トヨタ・カローラっぽいといえばそんな感じにも見えてきます。

全体的に見渡して、「おおっ!」と人の目を引くほどのデザインではありません。そうした良くも悪くも地味なデザインが、むしろ何年も経ったあとに古臭さを感じさせないのでしょうけども。こういった部分に少しばかりヨーロッパっぽい雰囲気があります。

内装も外見同様に地味。いろいろなクルマに乗りますが、最近のトレンドは黒一色の内装なのでしょうか。以前乗っていた初代プリウスがグレー、友人のクラウン・ロイヤルサルーンだとベージュが基調の内装だけに、黒一色というのは少々暗く感じられなくもありません。高級感の演出、ということなのでしょうか。汚れは目立たないでしょうけどね。

地味な一方で、際立つのは車内の広さ。外から見るとさほど大きくは見えないインプレッサですが、車内に入ると予想以上に広々としています。短足のあさかぜが自分のドライビングポジションに合わせて運転席を前に出すと、後部座席の膝周りは相当に空きます。大人4人が乗る分には何ら問題のない広さです。

運転席に座ってエンジンスタート。エンジンがかかると、スピードメータータコメーターの針が一瞬右に振れて戻ってきます。スポーツカーっぽくてかっこいい演出です。メーターは常時点灯式で白色になっており、見やすくなっています。

2つのメーターの間にある画面の他に、ダッシュボード中央部にもう1つモニターがあります。MFD(マルチファンクションディスプレイ)というもので、クルマの燃費やコンディション、外気温、AWDの駆動状態など、様々な情報が表示できます。メーター間の小さなディスプレイと違ってMFDは運転中になかなか見る機会がないので、どれほど重要度の高いものかは判断がつきかねますが、とりあえず大きい時計表示があったりとインパネに華を添えています。

そして注目すべきはやはり「EyeSight」。フロントガラスのすぐ後ろに装備されています。車外から見ると目立ちませんが、車内から見るとアイサイトのユニットは結構大きく感じられます。車内高があるので圧迫感を感じるほどではありませんが、最初に見ると大きさに驚かされます。

このアイサイトはエンジンをかけてから自動的に仕事を始めます。衝突防止のプリクラッシュセーフティや車線逸脱警報、ふらつき警報など、エンジンを掛けてから数秒で動作を始めるとのこと。意図的にボタンを押して機能を止めない限り動作が続くそうです。

ちなみに路上駐車のクルマを避ける際に対向車線にはみ出したところ、ちゃんと「ピッピッ」とアイサイトが逸脱警報を出していました。白線がだいぶ薄くなっていた道路でしたが、アイサイトはちゃんと見抜いているようです。

さて、実際にクルマを動かしてみます。

エンジンは2リッター、スバルお得意の水平対向エンジン。売り文句の通り、エンジンがかかっていても振動は少なく静かです。2ちゃんねるでは「CVTが不自然」という書き込みも目立ちましたが、普段CVTのクルマ(日産・ノート)に乗っているあさかぜには不自然さは感じられません。むしろノートよりもパワーがある分、加速なんかは十分です。少し深めに踏み込むと、ボクサーエンジン独特の音が聞こえてワクワクさせられますね。

車幅1,740mmと堂々の3ナンバー車ですが、あまり大きさは感じさせません。Aピラーのところに三角窓も設けられており、左右フロント部の視界も良好です。その分サイドミラーがドアに取り付けられて手前の方に来ており、またミラー自体が相当大きく作られていることもあって、それなりの圧迫感。とはいえそのおかげで左右後方の視界も相当に広く取られているので、運転のしやすさとしては抜群です。

ハンドルは少し重め。この間試乗させてもらったスポーツの方はずいぶん軽かったのですが、気のせいだったのでしょうか。両腕が筋肉痛だったので、軽いハンドルでも重く感じられていたのかもしれません。とにかく小回りも十分に利き、運転している上での不安はほとんどありません。

サスペンションは少々固めに感じられますが、試乗車がまだ1,400kmしか走っていない新車だったので、こなれていなかったこともあるでしょう。

燃費。街中での燃費はリッター12km前後とのこと。試乗車のMFDだとリッター10kmを下回っていました。2リッターエンジンですし、ストップ・アンド・ゴーの多い条件では仕方ないと思います。悪くはありませんが、マツダのSKYACTIVに比べるといいとは言えません。ちなみに高速道路ではリッター18kmほどまで行くとのことです。

まぁフルタイムAWD(つまり常時4輪駆動)という状況下でこれだけ走るのですから、これ以上望むのは贅沢かもしれません。

こんな具合に、インプレッサにベタぼれのあさかぜ。

長くなりましたので、すぐ後に試乗させてもらったレガシィ・ツーリングワゴンの感想は次回。