自室のパソコンが虫の息です。
起動後デスクトップが表示されてから、使えるようになるまで標準5分。
その後「Google Chrome」が使えるようになるまで2分。
ウイルス対策ソフトの更新が始まったら、動画サイト閲覧は一時停止。Windowsの更新が入れば何もできず。
一眼レフの生データ編集はおろか、大きめのJPEG・PNGファイルの表示ももたつく。
ゲームなんてもちろん動くわけがない。
とまぁ、そのまま使うにはなんとも苦しい状況。リビングのパソコン同様再セットアップをかけようかと思いましたが、そこまで手間をかけて7年前のWindows XPを生き返らせるよりも、新しく買った方が今後のためだと判断。今日秋葉原のパソコンショップで注文して来ました。
正直言って、よくぞここまでもってくれました。動画のエンコードなどで一晩中つけっぱなしなんてこともありましたから、だいぶ酷な使い方をしていた気がします。
驚いたのはハードディスク。初期についていた250GBのものは、未だにメインとしてトラブルなく動いています。消耗品と言われるハードディスクですが、なんだかんだで耐久性あるものですね。
…リビングのバソコンはひとつ論理障害を起こしてダメになったのがあるので、一種の運かもしれませんが。
さて、注文してきたパソコンとスペックを比較してみます。「項目:現行→新規」で並んでいます。
購入:2006年3月 → 2013年4月
OS:Windows XP Home Edition → Windows 7 Home Premium
CPU:Intel Pentium 4 (1コア3.0GHz) → Intel Core i5 (4コア3.2GHz)
メモリ:1GB DDR2 → 8(4×2)GB DDR3
グラフィック:不明(NVIDIA GeForce 256MB?) → NVIDIA GeForce GTX650 1024MB
HDD:330(250+80)GB → 2(1+1)TB
光学ドライブ:DVD読取対応CDドライブ → DVDスーパーマルチ
電源:400W → 定格450W 最大500W
こうやって並べてみると、劇的に変化しています。今のパソコンを家族で購入した時なんて、
「すげえ、メモリが1ギガにハードディスクが250ギガ、持て余すわ」
なんて思っていたのに、今や
「メモリは…8あればいいか。ハードディスクはカメラやるし、2テラは欲しいな」
とか当たり前の顔をしているんですから、時代の変化とは凄まじいものです。
この7年後…?
「メモリ8GBとか子供のおもちゃだろ」
とかいう時代が来ているのかもしれません。スマートフォンでも感じていますが、IT機器の技術進歩には目を見張りますね。
SSDは予算の都合から断念。できれば面倒にならない早い段階で取り付けたいですけどね。OSを移動しなきゃならないので。
店員さんに聞いたら「SSDの最大の問題点は、SSDを体感したらもう戻れなくなることです。それぐらい起動が劇的に速くなります」だとか。
ところでCPUですが、AMDはどうなのかと聞いたところ店員さん3人が3人とも渋い顔をしたのには驚きました。
「どうしてもAMDがいい!という方はいらっしゃいますが、日常的な使い方をするならIntelが無難です」
「今のAMDは明らかにIntelの一歩後ろです。1世代前のAMD、Phenom IIとかの方がスペックとしては優れているとすら言えます」
「グラボの相性とか、そういった面を含めるとIntelに軍配が上がります」
「マルチに使いこなせるパソコンを、という場合はどうしてもIntelになります」
「何が何でも安くしたい!というのであればAMDという選択肢もありますよ。ただお客さま(あさかぜ)の使い方ならIntelの方がよろしいかと思います」
「今AMDのを積んだパソコンは、30台に1台ぐらいですかねぇ…それぐらい売れ方に差があります」
てな具合にAMDフルボッコ。先日AMDはついに赤字転落したとかいう話を聞いたような気がしますが、評価や売れ行きを聞くと納得せざるを得ません。
自分の欲しい構成で組むと、実際のところ5000円程度の差にしかなりません。それで今後の安定性や拡張性を犠牲にするかと言われたら、自ずと選択肢は絞られてきます。
最終的に、ゲームもそこそこにできるまぁ無難なパソコンになったのかなあと。
自宅に届く25日が楽しみです。仕事の合間を縫ってセットアップに励まねば。
ちなみに、最終的な金額は送料込みで86,000円ほど。高いお買い物ですね、パソコンは…