獣医の父親に言われて初めて知ったのですが、ネコの品種に「オシキャット」というものがあるそうです。
近所のホームセンターのペットコーナーでも見たことのないネコで、ちょっと気になるので調べてみました。
「オシキャット」とは、アビシニアンとシャム猫、そこにアメリカンショートヘアを交配させてできた品種。1964年に品種として確立した、かなり新しいネコだそう。
写真を見ると、すごくスマートな見た目。大きな三角形の耳がピンと立ち、おでこにはアメリカンショートヘアを思わせる縞模様。短毛種で、お腹周りにはヒョウのような斑点もあります。毛並みは触るとサラサラなんだとか。
しかし、このオシキャットの最大の特徴は性格。
飼い主への忠誠心が厚く、ちゃんとしつければお手やお座りをし、名前を呼べば近づいてくるとかいう、なんともイヌのよう。しかも人なつっこくて気性もおとなしいとなれば、なかなか飼いやすそうなネコではありませんか。
なので実際のオシキャットを見てみたいのですが、やはり珍しい品種ゆえ、近所ではほとんど見ることができません。父親の病院に来たのもそれ1頭だけで、他はほとんどアメショーやスコティッシュなんだとか。
近所のホームセンターに立ち寄ったついでにペットコーナーも覗いていますが、やはりアメリカンショートヘアやスコティッシュフォールドのオンパレード。時々アビシニアンやロシアンブルー、ペルシャなんかもいますが、オシキャットは未だ一度も目にしたことがありません。専門ブリーダーでないと、扱いはないのでしょうかね。
…と思って調べてみると、オシキャットなど比較的希少種を専門に育てているブリーダーが何件か引っかかりました。なるほどなるほど、こういったところに直接赴いて、自分がちゃんと大切に育てることができるか見る必要があるわけですね。
とはいえ成犬がいる状況で新しく子猫を飼うわけにもいきませんから、とりあえず物珍しさでこういうネコがいるというだけで終わりそうです。
ところで、いったい我が家のイヌは何時間寝ているんでしょうかねえ。もうあさかぜのベッドに入ってから1時間は経ちましたが。自分もイヌのように、一日中寝ていられる生活をしてみたいものです。