六本木ヒルズや東京ミッドタウンの駐車場を見ると、いつも「不景気ってなんだろうな?」と思わざるを得ません。
一度機会があったら、ぜひ地下駐車場をご覧になってください。
ポルシェ
普段乗ることはおろか、目にすることもないような高級外車がズラリ。世間では高級車の扱いになるメルセデス・ベンツのEクラスや、BMWの5シリーズですら、あの中では相対的に大衆車と見えるほど。
不景気だとかなんだとか言われて久しいですが、地下に居並ぶDB9だとかF430だとかムルシエラゴだとかゴーストだとかを見ていると、とてもそんな風には見えません。
ですから、普段ミッドタウンに行く時はほとんど友人宅のクラウン・ロイヤルサルーンに同乗していきます。クラウンといえば日本を代表する高級車ですから、この中に割って入っても遜色ないクルマです。
先日メルセデス・ベンツ・コネクションに行ったことを書きましたが、あの時は自分から声をかけたこともあり、クルマは我が家の日産・ノート。
年末に洗車・ワックスがけをしてから何も手を入れておらず、ホコリまみれ。しかも雪や雨の影響で、泥はねもビッチリついています。そして何より、大衆車中の大衆車。
ミッドタウン駐車場に入ると格差を感じずにはいられません。
まぁ土曜日でしたので周囲にはプリウスなんかも普通にいて、さしたる格差は味わえませんでしたが、本領はやはり平日。
周囲のクルマの圧倒的な存在感に加えて、係員の「え、なにこの千葉ナンバーのノート…?」みたいな視線も感じられ、なかなかによそ者の雰囲気が味わえて楽しくなってきます。
高級外車の見物をするだけで、この駐車場はそれなりに楽しめるものです。クルマ好きの方は。
ただ、六本木という場所もあって、駐車料金も「格差」。あっという間に1,000円を超えます。のんきにウロウロしていると、軽くランチの代金ぐらいは持って行かれるので、クルマをお止めになる方はくれぐれもご注意を。
まぁどんな高級車であろうと、大衆車でも、やはり最も落ち着くのは自分のクルマ。いま運転しているクルマが好きならそれでいいんじゃないかと思います。
…まぁ何が言いたいかというと、初代ノート後期型はいいクルマってことです。そろそろ洗車してあげないとなぁ。