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今日はマナマのスークに連れて行ってもらえることになりました。
ハイウェイを走ってマナマの中心街へと向かいます。
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クルマで20分ほどで中心部に到着します。
近年の中東の典型的な現象と言えましょうか、市内各所にも変わった形のビルが続々と建設されています。その近未来的なビルの逆方向を向くと、昔ながらの「スーク」が現れます。
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「スーク Souq」とは市場のこと。
昔ながらのごちゃごちゃとした狭い通りに、ごちゃごちゃとものを並べて売っています。中東に行ったならば、欠かさずに行くべきとガイドブックにも紹介されているのがこういったスークです。
マナマのスークはおおよそ通りによって売り物が分かれています。
スパイス屋の多い通り、衣料品の多い通り、雑貨屋の多い通り…
変わった売り物があったり客引きがあったりと、歩いているだけでなかなか楽しい場所です。
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このあたりはオモチャ屋の多い通りです。正直、オモチャ屋ばかりあってどうするんだという感じもしますが、同じような品ぞろえの店がいくつも並んでいます。
ちなみに、買い物をするときは言い値で買ってはいけません。大体観光客には値段をふっかけてきます。
ふっかけられた値段でも日本人にとってはさほど高くないので買ってしまいそうになりますが、ケチケチ旅行をするには値切りは必至です。場合によっては2/3以下になる時もしばしばありますので、値切りにトライしてみてください。
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このあたりは雑貨屋の集結しているエリアです。
東洋人の顔を見ると、だいたい「にーはお、にーはお」と声をかけられます。しかし「いや、日本人だから」と言い返したりすると、彼らは物が高く売れると思って売り込んでくるので、スルーした方が目当ての物が探しやすかったりします。
ちなみに値切りですが、複雑な英語は必要ありません。
値段を聞いて、「うーん」と考えこめばだいたい勝手に値下げしてくれます。あとは「おーけーわかった、とりあえずよその店見てくるわ」というと更に値下げをしてくれるので、難しい英語なんてできなくても大丈夫です。
のちにドバイ(正確には隣国のシャルジャ)では、このやり方でだいぶ割引してもらったので。
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庶民的なものが並ぶスークですが、すぐ近くの建物に入ると雰囲気が違います。「ゴールド・スーク」という名前の通り、金をはじめとする貴金属類を扱う店の集まった建物です。
この中だけは人もまばらで、冷房の効果以上にひんやりとしています。
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マナマのゴールド・スークは3階建て。1階~3階までのほぼ全てが貴金属や宝石の専門店です。1階にはカフェテリアがあり、暑いスークで疲れた体を癒すこともできます。
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ご覧のとおり、金銀のアクセサリーがずらりと並べられています。今日は平日なのでさほど混み合ってはいませんが、金曜・土曜の週末となればそれなりに人が訪れるのでしょう。
金の相場ですが、日本よりは安いと言われています。しかしいずれにせよ、自分のような一般民衆には手の出ないシロモノであることは確かです。
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従姉も伯母も、光る物には興味津々です。
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1箇所だけ日本語が書かれているお店がありました。
中東にしては珍しくJCBカードが使えるお店でもあります。日本にあまり馴染みが無いため、バーレーンに限らず中東ではJCBカードがほとんど使えません。
中東に出かける際は、VISA、Master、AMEXなどの世界的に有名なカード会社のクレジットカードを持って行く事を強くオススメします。
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店先に並ぶ大量の宝石。おそらくこの中から好きなものを選んで、店にアクセサリーを作ってもらうのでしょう。
この宝石1つ1つがいくらするのか気になりましたが、怖くて値段は聞けませんでした。なにせこの箱には値札がついていませんからね。
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スークの入り口には屋根付きの建物が建設されています。一部の店舗はすでに営業しているようです。
工事現場だろうがなんだろうが、適当に人が入れて使えるところは適当に使う、というところがなんとも中東らしいところです。
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お昼はスークにあるタイ料理のお店へ。実はこれが僕にとってタイ料理初体験。
おおよそ食べ尽くしたあとにハッと気がついて撮った写真なので、非常に見苦しいものではありますが…このトムヤムクンも色は真っ赤ですが、さほど辛くありません。むしろこの独特な香りの薬草が辛さを打ち消しています。
確かに美味しいですが、香りの強い香草が苦手な人にはあまり向かない食べ物かもしれませんね。
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このあたりはあまり香草が入っておらず、食べやすい食べ物たちです。複雑すぎてもはや料理名を覚えていませんが。
左はチャーハンのようなもの、中央はエビの春巻き、右はそぼろのようなものとご飯を併せて食べます。結構味が濃いので、あとで喉が渇きそう。
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飲み物。中東はお茶や飲み物にも香りの強いものを入れます。例外なくこのレモンジュースにも。「Lemon with mint(ミント入りレモンジュース)」というこの飲み物はこちらでは有名なもの。伯母に「ぜひ飲んでみるべき」と勧められ、頼んでみました。
…甘い。ものすごく甘い。コップに並々入ったこれを飲み干すのは至難の業といってもいいぐらい甘いです。
もちろん好き嫌いせず全部飲みましたが、家に帰ってから猛烈に喉がかわいたのは秘密です。
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『地球の歩き方』でも紹介されているバーレーン門。イギリス領時代に建てられた元政府庁舎。現在はバーレーン観光省の建物となっているようです。
歴史ある建物なのですが、現在改修中。残念ながらバーレーン門本体をみることはできませんでした。
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もう1軒レストランへと向かいます。食べるわけではなく、バーレーンでは唯一といっていい日本料理店を外から眺めようというわけです。
ヤシの木の立ち並ぶ道路を海の方向へ走っていきます。
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日本料理店「武士道」。当初は日本人シェフがいたようですが、辞めてしまったのかホテルに引きぬかれてしまったのか、現在は中国人がオーナーをやっているそうです。
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なんとも…日本とは言いがたい店構え。ラウンドアバウト中心の松の木はいいとして、右側に見える「勇」の字は日本の書き方ではありません。
そもそも、左側に見える赤い幕など、どう見ても中国の雰囲気です。
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極めつけは店の入口のラクダ。日本らしさなど微塵も伝わって来ません。これで日本料理店というのですから、従姉と僕は大爆笑です。
ちなみに店の前には黒服にサングラスをかけた、SP風の男性が立っていました。これでお客さまを迎えるというのか…?ここまで日本離れした日本料理店が存在することに驚きを隠せません。
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3日に訪れたシーフモールよりも新しい、「シティセンター」にやって来ました。先ほどの日本料理店「武士道」のすぐ近くです。
ここは数年前にできたばかりの新しいショッピングモール。なんと温水プールまで併設されています。外から見るとウォータースライダーがあるもの確認できます。
しかし肌を他人に見せることをよしとしないイスラム文化。特に女性は夫以外の男性に肌を晒してはいけません。伯母いわくちゃんとアバヤの水着もあるそうですが、それを買っている女性を見たことはないとか。当然ながら、プールもアラブ人女性の姿はなく、閑散としているそうです。
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海外ではお馴染みのスーパー、「カルフール」。アラビア語で書くとこういう形になります。アラビア語は右から読みますが、しかし文字には見えない文字です。
ちなみに大型スーパーには、男性は荷物を持ったまま入店はできません。肩掛けカバンでも入り口で止められ、受付で荷物を預けるか、ビニールでラッピングすることを求められます。女性はそのままスルーですが。慣例に従い、自分も肩掛けカバンを受付に預け、番号札を受け取ります。
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ファンタのイチゴ味が売っていました。なんとも毒々しい色です。味は確かにイチゴ。
そうそう、ゴミはこの国では分別しなくて構いません。
生ゴミだろうがビンだろうが缶だろうが、ゴミ箱にまとめて突っ込んでおけば回収していってくれます。粗大ゴミも道端に置いておけば、業者が勝手に回収していくか、使えそうなものは誰かが勝手に持って行ってくれるんだとか。つくづく適当な国です。
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食後のお菓子。右上はアラブ菓子で、ゴマとチョコレートでできています。甘いモノは徹底的に甘くするアラビアですが、このアラブ菓子はそれほどでもありません。
左下はチョコレート。味は普通のチョコレートです。まぁハーシーズですから、日本でも手に入るチョコレートです。
右下が「デーツ」と呼ばれるヤシの実の糖蜜漬けです。
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デーツのアップ。初日にラクダ牧場で見かけた、ワッサワッサとなっていたあれです。感覚的には干し柿に近い感じ。
デーツは自宅でも作れます。スーパーにはデーツ用に調合された糖蜜が並んでいるので、それとヤシの実を買って漬けておけばいいだけ。伯母も買ってきたものとは別に、もらったヤシの実でデーツを自作していました。
今日も美味しい物を食べて就寝です。