2013年1月4日 - あさかぜみずほの趣味活動記録簿

夜明けの高崎線。

583系を使用した臨時列車「あけぼの82号」は遅れながらも夜明け前に通過してしまいましたが、定期列車の「あけぼの」はまだ。新潟県内での大雪の影響で、2時間近くの遅延。

友人のお誘いを受け、埼玉県の北端の方まで乗せてきてもらいました。

だんだんと夜が明けてきました。朱い夜明けの光を浴びて、EF65型牽引の貨物列車が軽やかに走り抜けていきます。

ステンレスがギラリと輝く211系。

高崎線へもE233系の大量投入を受けて、いよいよ撤退かというところ。

願わくばE233系にも来て欲しいところなのですが、ひたすらE231系ラッシュが続きます。

あっ…

太陽の向きが変わり、電車の顔に電信柱の影がはっきりと入るようになってしまいました。

この向きで構えていたら、間違いなく「あけぼの」にもくっきりと縦線が入ることになってしまいます。調整調整…

通過まであとわずかです。

雪で足回りが真っ白になった「あけぼの」。新潟県内の降雪量の多さが伝わってきます。

左端にチラリと見えるように、ギリギリのタイミングでE231系とすれ違い。どうなることかと焦りましたが、無事抜けきってくれて幸い。

ただ少し先の鉄橋付近で撮っていた人たちは、モロにこの影響を受けてしまったようですが…

さて、一気にトンネルを抜けて新潟県内。すごい雪の量！そこかしこで2m近く積もっています。

間に合わないかと思いましたが、越後湯沢駅でのポイントトラブルの影響を受けて無事上越国際スキー場前駅で撮影出来ました。

実は山を越えてくる前に1回撮影していたのですが、いつも以上にどうしようもない写真が撮れてしまったので、省略します。

午後に入って雪がひどくなって来ました。

正月三が日の降雪により、友人曰く「普段の雪なら入れる」撮影地がことごとく入れません。この日に備えてかんじきも購入していたのですが、それすら脱げて失くしそうになるほど。

なんとか入れる、岩原スキー場付近の撮影地で記念写真に115系を撮影します。

雪が音を吸収するので、ほぼ無音状態で走ってくる115系。音もなく雪を巻き上げながら走り去っていきます。

水上ゆきの上り列車。かろうじてライト周りだけ雪がついていない状態で、他は巻き上げる雪もあって真っ白。

真っ白に雪化粧した115系の美しさが映えます。

最後に、スキー場付近の鉄橋を渡る列車を撮ってから、「国境」を戻ります。

スキー客で混雑する関越トンネルを抜けると、山の向こう側とは大違いの景色。やはり谷川岳は新潟と関東平野を分ける「壁」なのです。